香川県17市町の人口・世帯数比較

今回は17市町を完全に同じ条件で比べるため、2025年10月1日現在の令和7年国勢調査・香川県速報値で統一しています。香川県全体では人口907,725人、世帯数409,970世帯です。(香川県公式サイト)

香川県17市町について、人口と世帯数を比較します。

人口・世帯数は、その地域の規模を把握するための最も基本的な統計です。

ただし、人口が多い地域ほど必ず単身引越し需要が高いとは限りません。

人口に加えて、世帯数、1世帯当たり人員、単身世帯数、転入・転出などを組み合わせることで、地域ごとの居住構造をより詳しく見ることができます。

このページでは、香川県17市町を同じ基準で比較するため、2025年10月1日現在の令和7年国勢調査速報値を使用します。

香川県17市町の人口・世帯数一覧

市町人口世帯数1世帯当たり人員
高松市407,208人190,454世帯2.14人
丸亀市106,801人47,034世帯2.27人
坂出市47,762人21,453世帯2.23人
善通寺市29,704人13,163世帯2.26人
観音寺市54,423人23,568世帯2.31人
さぬき市42,556人18,724世帯2.27人
東かがわ市25,346人11,288世帯2.25人
三豊市56,371人22,515世帯2.50人
土庄町11,422人5,398世帯2.12人
小豆島町12,539人5,930世帯2.11人
三木町25,790人10,883世帯2.37人
直島町2,932人1,583世帯1.85人
宇多津町18,583人9,247世帯2.01人
綾川町21,416人8,842世帯2.42人
琴平町7,631人3,535世帯2.16人
多度津町21,201人9,957世帯2.13人
まんのう町16,040人6,396世帯2.51人

出典:香川県「令和7年国勢調査香川県速報」

※2025年の数値は人口速報集計による速報値です。後に公表される確定結果と異なる場合があります。

香川県全体の人口・世帯数

2025年10月1日現在の香川県全体では、

人口 907,725人

世帯数 409,970世帯

となっています。

1世帯当たり人員は2.21人です。

2020年国勢調査では人口950,244人、世帯数406,985世帯だったため、5年間で人口は42,519人減少した一方、世帯数は2,985世帯増加しました。

人口が減少している一方で世帯数が増えており、香川県全体で世帯の小規模化が進んでいることが分かります。(香川県公式サイト)

人口が多い市町ランキング

香川県17市町を人口の多い順に並べると、次のようになります。

順位市町人口
1位高松市407,208人
2位丸亀市106,801人
3位三豊市56,371人
4位観音寺市54,423人
5位坂出市47,762人
6位さぬき市42,556人
7位善通寺市29,704人
8位三木町25,790人
9位東かがわ市25,346人
10位綾川町21,416人
11位多度津町21,201人
12位宇多津町18,583人
13位まんのう町16,040人
14位小豆島町12,539人
15位土庄町11,422人
16位琴平町7,631人
17位直島町2,932人

最も人口が多いのは高松市です。

407,208人で、香川県全人口の約44.9%を占めています。

つまり、香川県民のおよそ2.2人に1人が高松市に住んでいる計算になります。

2位の丸亀市は106,801人で、高松市と丸亀市の2市だけで香川県人口の半数を大きく超えます。

高松市の人口規模が突出

高松市は人口407,208人で、2位の丸亀市106,801人の約3.8倍です。

香川県内では、

  • 行政機関
  • 企業
  • 大学
  • 商業施設
  • 賃貸住宅
  • 鉄道・バスなどの交通網

が高松市に集中しています。

人口だけでなく、転入・転出や単身世帯、賃貸住宅などの規模も大きくなりやすいため、香川県の単身引越し需要を考えるうえでも中心となる地域です。

人口10万人以上は2市

2025年国勢調査速報では、人口10万人以上の自治体は、

  1. 高松市 407,208人
  2. 丸亀市 106,801人

の2市です。

3位の三豊市は56,371人で、2位の丸亀市とは約5万人の差があります。

香川県では高松市と丸亀市の人口規模が特に大きく、その次に三豊市、観音寺市、坂出市、さぬき市が続く構造となっています。

世帯数が多い市町ランキング

次に、世帯数を比較します。

順位市町世帯数
1位高松市190,454世帯
2位丸亀市47,034世帯
3位観音寺市23,568世帯
4位三豊市22,515世帯
5位坂出市21,453世帯
6位さぬき市18,724世帯
7位善通寺市13,163世帯
8位東かがわ市11,288世帯
9位三木町10,883世帯
10位多度津町9,957世帯
11位宇多津町9,247世帯
12位綾川町8,842世帯
13位まんのう町6,396世帯
14位小豆島町5,930世帯
15位土庄町5,398世帯
16位琴平町3,535世帯
17位直島町1,583世帯

世帯数でも高松市が突出しており、190,454世帯あります。

香川県全体409,970世帯の約46.5%を高松市だけで占めています。

人口割合44.9%より世帯数割合46.5%の方が高く、高松市では県全体よりも1世帯当たりの人数が少ないことが分かります。

人口順位と世帯数順位は必ずしも一致しない

人口では三豊市が3位、観音寺市が4位ですが、世帯数では観音寺市が3位、三豊市が4位となります。

人口は、

  • 三豊市 56,371人
  • 観音寺市 54,423人

で三豊市の方が多い一方、世帯数は、

  • 観音寺市 23,568世帯
  • 三豊市 22,515世帯

で観音寺市の方が多くなっています。

これは三豊市の1世帯当たり人員が2.50人なのに対し、観音寺市では2.31人と世帯規模が小さいためです。

人口だけではなく世帯数を見ることで、こうした地域の住宅・世帯構造の違いが分かります。

1世帯当たり人員が少ない市町

人口を世帯数で割った1世帯当たり人員が少ない市町を見ると、次のようになります。

順位市町1世帯当たり人員
1位直島町1.85人
2位宇多津町2.01人
3位小豆島町2.11人
4位土庄町2.12人
5位多度津町2.13人
6位高松市2.14人
7位琴平町2.16人

最も少ないのは直島町の約1.85人です。

人口2,932人に対して1,583世帯あり、人口規模に対して世帯数が多い地域です。

宇多津町も1世帯当たり約2.01人となっています。

1世帯当たり人員が少ない地域では、単身世帯や2人世帯など小規模世帯の割合が高い可能性があります。

ただし、実際の単身世帯数については、次の「単身世帯数・単身世帯率比較」で国勢調査の単独世帯データを使って確認します。

1世帯当たり人員が多い市町

一方、1世帯当たり人員が比較的多い市町は次のとおりです。

順位市町1世帯当たり人員
1位まんのう町2.51人
2位三豊市2.50人
3位綾川町2.42人
4位三木町2.37人
5位観音寺市2.31人

最も多いのはまんのう町の約2.51人です。

三豊市も2.50人でほぼ同水準となっています。

持ち家や家族世帯が多い地域では、都市部や単身居住の多い地域と比較して1世帯当たり人員が多くなる傾向があります。

宇多津町は人口規模に対して世帯数が多い

宇多津町は人口18,583人で香川県17市町中12位ですが、世帯数は9,247世帯で11位となっています。

1世帯当たり人員は約2.01人で、直島町に次いで県内で少ない水準です。

宇多津町は面積が小さく、集合住宅や賃貸住宅も多い地域で、人口規模だけでは把握しにくい住宅・世帯構造を持っています。

こうした地域では、単身世帯率や借家率を見ることでさらに特徴が明確になります。

直島町は人口最少でも世帯構造に特徴

直島町は人口2,932人、世帯数1,583世帯で、どちらも香川県17市町で最も少なくなっています。

しかし1世帯当たり人員は約1.85人で県内最少です。

つまり、自治体としての人口規模は非常に小さいものの、世帯単位で見ると小規模世帯が多いことが分かります。

人口の絶対数だけで引越し需要を判断するのではなく、単身世帯率、人口移動、住宅形態なども合わせて見る必要があります。

香川県では人口減少でも世帯数は増加

2020年から2025年までの5年間では、

人口
950,244人 → 907,725人

となり、42,519人減少しました。

一方、世帯数は、

406,985世帯 → 409,970世帯

となり、2,985世帯増加しています。

人口は4.47%減少した一方、世帯数は0.73%増加しました。

1世帯当たり人員も2.33人から2.21人へ低下しています。

つまり、香川県では人口減少と同時に、1世帯の人数が少なくなる世帯の小規模化が進んでいます。

世帯の小規模化と単身引越し

人口が減少していても、世帯数が同じように減るとは限りません。

例えば、親子4人で暮らしていた世帯から子どもが独立すると、

1世帯だったものが、

  • 親世帯
  • 子どもの単身世帯

という2世帯になる場合があります。

このほか、

  • 進学による一人暮らし
  • 就職による独立
  • 転勤
  • 単身赴任
  • 離婚
  • 配偶者との死別
  • 高齢者の一人暮らし

などでも世帯が小規模化します。

そのため、人口減少地域でも単身引越し需要が必ず減少するとは限りません。

人口と世帯数をセットで見ることが重要です。

香川県17市町の人口・世帯数まとめ

2025年10月1日現在の香川県人口は907,725人、世帯数は409,970世帯です。

17市町の中では、高松市が人口407,208人、190,454世帯で圧倒的に大きく、県人口の約44.9%、世帯数の約46.5%を占めています。

人口2位は丸亀市の106,801人、3位は三豊市の56,371人です。

一方、人口が最も少ないのは直島町の2,932人です。

1世帯当たり人員を見ると、直島町が約1.85人、宇多津町が約2.01人と小さく、まんのう町は約2.51人、三豊市は約2.50人となっています。

また、香川県全体では2020年から2025年に人口が42,519人減少した一方、世帯数は2,985世帯増加しています。

人口規模だけではなく、世帯数や世帯規模を合わせて見ることで、香川県17市町それぞれの居住構造をより詳しく把握できます。

出典:総務省統計局「令和7年国勢調査 人口速報集計」
出典:香川県「令和7年国勢調査香川県速報」 (香川県公式サイト)

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