高知県34市町村の人口・世帯数比較|市町村別ランキング・地域統計

高知県34市町村の人口・世帯数比較

高知県34市町村について、人口と世帯数を比較します。

人口・世帯数は、その地域の規模を把握するための最も基本的な統計です。

ただし、人口が多い地域ほど必ず単身引越し需要が高いとは限りません。

人口に加えて、世帯数、1世帯当たり人員、単身世帯数、転入・転出、住宅構成などを組み合わせることで、地域ごとの居住構造をより詳しく見ることができます。

このページでは、高知県34市町村を同じ条件で比較するため、2025年10月1日現在の令和7年国勢調査速報値を使用します。

高知県34市町村の人口・世帯数一覧

市町村人口世帯数1世帯当たり人員
高知市309,383人152,654世帯2.03人
室戸市9,650人5,036世帯1.92人
安芸市14,625人6,872世帯2.13人
南国市45,413人20,162世帯2.25人
土佐市23,839人10,075世帯2.37人
須崎市18,310人8,203世帯2.23人
宿毛市17,239人7,979世帯2.16人
土佐清水市10,388人5,410世帯1.92人
四万十市30,502人14,446世帯2.11人
香南市31,293人13,484世帯2.32人
香美市24,423人11,495世帯2.12人
東洋町1,849人1,051世帯1.76人
奈半利町2,724人1,321世帯2.06人
田野町2,263人1,089世帯2.08人
安田町2,022人955世帯2.12人
北川村1,090人557世帯1.96人
馬路村649人337世帯1.93人
芸西村3,553人1,502世帯2.37人
本山町3,022人1,453世帯2.08人
大豊町2,761人1,569世帯1.76人
土佐町3,430人1,628世帯2.11人
大川村339人194世帯1.75人
いの町19,690人8,781世帯2.24人
仁淀川町4,015人2,146世帯1.87人
中土佐町5,307人2,536世帯2.09人
佐川町11,256人4,905世帯2.29人
越知町4,430人2,079世帯2.13人
檮原町2,909人1,409世帯2.06人
日高村4,414人1,883世帯2.34人
津野町4,676人2,067世帯2.26人
四万十町13,855人6,667世帯2.08人
大月町3,899人1,990世帯1.96人
三原村1,274人617世帯2.06人
黒潮町8,945人4,242世帯2.11人

出典:高知県「令和7年国勢調査 高知県の人口速報集計結果」

※ここでいう世帯数は、国勢調査における「一般世帯」と「施設等の世帯」を合わせた世帯数です。

※2025年値は高知県による速報集計です。国による審査後の確定値とは異なる場合があります。

高知県全体の人口・世帯数

2025年10月1日現在の高知県全体では、

人口 643,437人

世帯数 306,794世帯

となっています。

1世帯当たり人員は2.10人です。

2020年国勢調査では、

人口 691,527人
世帯数 315,272世帯

だったため、5年間で、

人口 48,090人減少

世帯数 8,478世帯減少

しました。

人口は約7.0%減少したのに対して、世帯数の減少率は2.7%です。

人口の減少速度に比べて世帯数の減少が緩やかで、1世帯当たり人員も2.19人から2.10人へ減少しています。

人口が多い市町村ランキング

高知県34市町村を人口の多い順に並べると、次のようになります。

順位市町村人口
1位高知市309,383人
2位南国市45,413人
3位香南市31,293人
4位四万十市30,502人
5位香美市24,423人
6位土佐市23,839人
7位いの町19,690人
8位須崎市18,310人
9位宿毛市17,239人
10位安芸市14,625人

最も人口が多いのは高知市です。

人口は309,383人で、高知県全体643,437人の約48.1%を占めています。

つまり、高知県民のおよそ2人に1人が高知市に住んでいる計算になります。

2位の南国市は45,413人で、高知市は南国市の約6.8倍の人口規模があります。

高知県では県庁所在地への人口集中が非常に大きいことが特徴です。

高知市だけで県人口の約半分

高知市の人口は309,383人です。

県全体に占める割合は48.1%で、2020年より0.9ポイント上昇しました。

これは高知市の人口自体も減少しているものの、県内の他市町村の人口減少がより大きいためです。

県人口が減少する中でも、県全体に占める高知市の比重は高まっています。

人口3万人以上は4市

2025年国勢調査速報で人口3万人以上となったのは、

  1. 高知市 309,383人
  2. 南国市 45,413人
  3. 香南市 31,293人
  4. 四万十市 30,502人

の4市です。

5位の香美市は24,423人となっています。

高知県では、高知市を除くと人口5万人以上の自治体はありません。

県内最大都市とその他の自治体の人口規模に大きな差があります。

世帯数が多い市町村ランキング

次に世帯数を比較します。

順位市町村世帯数
1位高知市152,654世帯
2位南国市20,162世帯
3位四万十市14,446世帯
4位香南市13,484世帯
5位香美市11,495世帯
6位土佐市10,075世帯
7位いの町8,781世帯
8位須崎市8,203世帯
9位宿毛市7,979世帯
10位安芸市6,872世帯

世帯数でも高知市が圧倒的に多く、152,654世帯あります。

高知県全体306,794世帯の約49.8%です。

人口割合48.1%より世帯数割合49.8%の方が高く、高知市では県平均より小規模な世帯が多いことが分かります。

高知市の1世帯当たり人員は2.03人で、県全体の2.10人を下回っています。

人口順位と世帯数順位は一致しない

人口では、

3位 香南市 31,293人
4位 四万十市 30,502人

となっています。

一方、世帯数では、

3位 四万十市 14,446世帯
4位 香南市 13,484世帯

と順位が逆転します。

1世帯当たり人員を見ると、

四万十市 2.11人
香南市 2.32人

です。

香南市では四万十市より家族世帯など比較的人数の多い世帯が多いため、人口は多くても世帯数では四万十市を下回っています。

人口だけでなく世帯数を見ることで、こうした地域の居住構造の違いが分かります。

1世帯当たり人員が少ない市町村

1世帯当たり人員が少ない地域を順に見ると、次のようになります。

順位市町村1世帯当たり人員
1位大川村1.75人
2位東洋町1.76人
2位大豊町1.76人
4位仁淀川町1.87人
5位室戸市1.92人
5位土佐清水市1.92人
7位馬路村1.93人
8位北川村1.96人
8位大月町1.96人
10位高知市2.03人

最も少ないのは大川村の1.75人です。

東洋町と大豊町も1.76人となっています。

ただし、世帯人数が少ない理由は地域によって異なります。

高知市では学生、会社員、転勤者など若年・現役世代の一人暮らしが多い一方、人口減少や高齢化が進んだ町村では高齢単身世帯の存在も大きくなります。

そのため、次ページの「単身世帯数・単身世帯率比較」と合わせて見ることが重要です。

1世帯当たり人員が多い市町村

一方、1世帯当たり人員が多い地域は次のとおりです。

順位市町村1世帯当たり人員
1位土佐市2.37人
1位芸西村2.37人
3位日高村2.34人
4位香南市2.32人
5位佐川町2.29人
6位津野町2.26人
7位南国市2.25人
8位いの町2.24人
9位須崎市2.23人
10位香美市2.12人

高知県公式資料では、土佐市と芸西村が2.37人で最も多く、日高村2.34人、香南市2.32人と続いています。

家族世帯や持ち家世帯の割合が高い地域では、都市部や高齢単身世帯の多い地域より1世帯当たり人員が多くなることがあります。

大川村は人口339人・194世帯

大川村は2025年10月1日現在、

人口339人

194世帯

です。

高知県34市町村の中で、人口・世帯数ともに最も小さい自治体です。

一方、1世帯当たり人員は1.75人で県内最少となっています。

人口規模は非常に小さいものの、小規模世帯や単身世帯という視点では独特の人口構造があります。

南国市では世帯数が増加

2020年から2025年までに、高知県全体の世帯数は減少しました。

しかし南国市では、

2020年 19,755世帯
2025年 20,162世帯

となり、

407世帯増加

しました。

人口は46,664人から45,413人へ減少しているため、

人口は減少しているのに世帯数は増えている

ことになります。

香南市も人口減少・世帯増加

香南市でも、

人口
32,207人 → 31,293人

と914人減少しています。

一方、世帯数は、

13,146世帯 → 13,484世帯

となり、

338世帯増加

しました。

人口が減少しても、一人暮らしや2人世帯など小規模世帯が増えれば、世帯数が増加することがあります。

世帯数が増えたのは4市町村

高知県公式の2025年速報では、2020年と比較して世帯数が増えたのは、

  • 南国市
  • 香南市
  • 北川村
  • 土佐町

の4市町村です。

残る30市町村では世帯数が減少しました。

北川村では、

549世帯 → 557世帯

で8世帯増加。

土佐町では、

1,618世帯 → 1,628世帯

で10世帯増加しています。

人口は34市町村すべてで減少

一方、人口については2020年から2025年までに高知県34市町村すべてで減少しました。

県全体では、

691,527人 → 643,437人

となり、48,090人減少しています。

人口が増加した自治体はありません。

人口が全市町村で減少した一方、4市町村では世帯数が増えている点は、高知県の世帯構造を考えるうえで重要です。

人口より世帯数の減少が緩やか

2020年から2025年までの高知県全体では、

人口 7.0%減

世帯数 2.7%減

となっています。

世帯数は人口ほど速く減少していません。

1世帯当たり人員も、

2020年 2.19人
2025年 2.10人

へ低下しました。

これは、一つの世帯に暮らす人数が少なくなる世帯の小規模化が進んでいることを示しています。

世帯の小規模化と単身引越し

人口が減っていても、世帯が分かれれば新しい住居への移動が発生します。

例えば親子で暮らしていた世帯から子どもが独立すれば、

親世帯+子どもの単身世帯

となります。

このほか、

  • 進学による一人暮らし
  • 就職による独立
  • 転勤
  • 単身赴任
  • 離婚
  • 配偶者との死別
  • 高齢者の一人暮らし

などでも世帯の小規模化が進みます。

そのため、人口減少だけを見て単身引越し需要まで同じ割合で減少すると判断することはできません。

高知市は単身引越し市場でも重要

高知市は人口309,383人、世帯数152,654世帯で、どちらも県内で突出しています。

さらに1世帯当たり人員は2.03人と県平均を下回っています。

県人口の48.1%が高知市に集中している一方、県世帯数では約49.8%を占めています。

人口だけでなく世帯数の集中度も高く、高知県の単身引越しを考える場合には最も重要な地域となります。

高知市周辺も合わせて見る

高知市周辺には、

  • 南国市
  • 香南市
  • 香美市
  • 土佐市
  • いの町

など、県内では人口規模の大きな自治体があります。

特に南国市と香南市では、人口が減少している一方で世帯数は増加しています。

高知市だけでなく周辺市町まで含めて人口・世帯構造を見ることで、高知県中央部の住宅移動をより詳しく把握できます。

人口規模の小さい町村でも引越しは発生する

高知県には大川村339人、馬路村649人、北川村1,090人など、人口規模が非常に小さい自治体もあります。

こうした地域でも、

  • 進学による転出
  • 就職による転出
  • 高知市への転居
  • 高齢者の住み替え
  • 移住者の転入
  • 県外への転居

などによって引越しは発生します。

人口規模だけでなく、単身世帯率や転入・転出を見ることが重要です。

高知県34市町村の人口・世帯数まとめ

2025年10月1日現在、高知県の人口は643,437人、世帯数は306,794世帯です。

人口が最も多いのは高知市の309,383人で、県全体の48.1%を占めています。

2位は南国市45,413人、3位は香南市31,293人、4位は四万十市30,502人です。

世帯数でも高知市が152,654世帯で最も多く、県全体のおよそ半数を占めています。

一方、人口・世帯数が最も少ないのは大川村で、人口339人、194世帯です。

1世帯当たり人員は、大川村が1.75人で最も少なく、土佐市と芸西村が2.37人で最も多くなっています。

また、2020年から2025年までに34市町村すべてで人口が減少した一方、南国市、香南市、北川村、土佐町の4市町村では世帯数が増加しました。

県全体でも人口は7.0%減少したのに対し、世帯数の減少率は2.7%にとどまっています。

人口・世帯数だけでなく、単身世帯、転入・転出、人口増減、年齢構成、住宅構成を組み合わせて見ることで、高知県34市町村それぞれの居住構造をより詳しく把握できます。

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