愛媛県20市町の人口・世帯数比較

2025年10月1日に実施された国勢調査の速報によると、愛媛県の人口は1,260,088人、世帯数は593,707世帯です。

2020年国勢調査と比較すると、

  • 人口 1,334,841人 → 1,260,088人
  • 人口増減 ▲74,753人
  • 人口増減率 ▲5.60%
  • 世帯数 601,402世帯 → 593,707世帯
  • 世帯増減 ▲7,695世帯
  • 世帯増減率 ▲1.28%

となっています。

愛媛県全体の1世帯当たり人員は約2.12人です。

愛媛県20市町の人口・世帯数

順位市町人口世帯数1世帯当たり人員
1松山市497,041人242,764世帯2.05人
2今治市141,735人67,847世帯2.09人
3新居浜市108,640人50,415世帯2.15人
4西条市98,665人44,680世帯2.21人
5四国中央市77,151人34,940世帯2.21人
6宇和島市62,715人29,556世帯2.12人
7大洲市37,365人16,797世帯2.22人
8伊予市33,460人13,995世帯2.39人
9東温市32,781人14,407世帯2.28人
10西予市31,551人14,565世帯2.17人
11松前町29,004人12,205世帯2.38人
12八幡浜市28,473人13,455世帯2.12人
13砥部町19,597人8,479世帯2.31人
14愛南町17,050人8,310世帯2.05人
15内子町13,724人5,901世帯2.33人
16鬼北町8,638人4,078世帯2.12人
17伊方町7,077人3,596世帯1.97人
18久万高原町6,301人3,227世帯1.95人
19上島町5,808人2,975世帯1.95人
20松野町3,312人1,515世帯2.19人

※1世帯当たり人員は人口÷世帯数で計算しています。

出典:愛媛県「令和7年国勢調査地方集計結果―愛媛県―」

人口が最も多いのは松山市

愛媛県で人口が最も多いのは松山市の497,041人です。

続いて、

  1. 松山市 497,041人
  2. 今治市 141,735人
  3. 新居浜市 108,640人
  4. 西条市 98,665人
  5. 四国中央市 77,151人

となっています。

松山市だけで愛媛県人口1,260,088人の約39.4%を占めています。

県民のおよそ4割が松山市に集中しており、愛媛県の中では人口規模が突出しています。

松山市と今治市で県人口の半数以上

松山市と今治市を合わせると、

638,776人

です。

これは愛媛県人口の約50.7%に相当します。

つまり、愛媛県では松山市と今治市の2市だけで県人口の半数以上を占めています。

さらに新居浜市、西条市を加えた上位4市では846,081人となり、県人口の約67%を占めます。

町で人口が最も多いのは松前町

町では松前町の29,004人が最も多くなっています。

続いて、

  1. 松前町 29,004人
  2. 砥部町 19,597人
  3. 愛南町 17,050人
  4. 内子町 13,724人
  5. 鬼北町 8,638人
  6. 伊方町 7,077人
  7. 久万高原町 6,301人
  8. 上島町 5,808人
  9. 松野町 3,312人

となっています。

松前町は町でありながら人口約2万9,000人で、八幡浜市28,473人を上回っています。

2020年から20市町すべてで人口減少

2020年国勢調査と2025年国勢調査速報を比較すると、愛媛県では20市町すべてで人口が減少しています。

人口増加となった市町はありません。

人口減少数が大きいのは、

  • 松山市 ▲14,151人
  • 今治市 ▲9,937人
  • 宇和島市 ▲8,094人
  • 新居浜市 ▲7,298人
  • 西条市 ▲6,126人
  • 四国中央市 ▲5,603人
  • 西予市 ▲3,837人
  • 八幡浜市 ▲3,514人

などです。

人口減少率が最も小さいのは松前町

2020年から2025年までの人口減少率が最も小さいのは松前町の▲2.11%です。

続いて、

  1. 松前町 ▲2.11%
  2. 松山市 ▲2.77%
  3. 東温市 ▲3.31%
  4. 砥部町 ▲4.31%
  5. 伊予市 ▲4.76%

となっています。

愛媛県全体の人口減少率▲5.60%と比較すると、松前町、松山市、東温市、砥部町、伊予市では比較的人口減少が緩やかです。

特に松山市周辺の市町で減少率が低い傾向が見られます。

人口減少率が最も高いのは伊方町

人口減少率が最も高いのは伊方町の▲15.72%です。

続いて、

  1. 伊方町 ▲15.72%
  2. 久万高原町 ▲14.90%
  3. 愛南町 ▲13.01%
  4. 宇和島市 ▲11.43%
  5. 八幡浜市 ▲10.99%
  6. 西予市 ▲10.84%
  7. 鬼北町 ▲10.78%
  8. 上島町 ▲10.77%
  9. 内子町 ▲10.43%

となっています。

20市町のうち9市町で、5年間の人口減少率が10%を超えています。

特に南予地域や人口規模の小さい町で人口減少率が高くなっています。

人口は減っていても世帯数が増えた地域がある

人口は20市町すべてで減少しましたが、世帯数はすべての市町で減少したわけではありません。

世帯数が増加したのは、

  • 松山市 +1,530世帯
  • 松前町 +307世帯
  • 東温市 +76世帯
  • 砥部町 +2世帯

の4市町です。

人口が減少している一方で世帯数が増えているため、世帯の小規模化が進んでいることがうかがえます。

松山市は人口減少でも世帯数が増加

松山市では、

  • 人口 511,192人 → 497,041人
  • 人口増減 ▲14,151人
  • 人口増減率 ▲2.77%

となっています。

一方、世帯数は、

  • 241,234世帯 → 242,764世帯
  • +1,530世帯
  • +0.63%

と増加しました。

人口は1万4,000人以上減少しているのに、世帯数は1,500世帯以上増えています。

単身世帯や少人数世帯の増加を考えるうえでも重要な変化です。

松前町は世帯数増加率が最も高い

松前町では、

  • 人口 29,630人 → 29,004人
  • 人口増減 ▲626人
  • 人口増減率 ▲2.11%

に対して、

  • 世帯数 11,898世帯 → 12,205世帯
  • 世帯増減 +307世帯
  • 世帯増減率 +2.58%

となっています。

人口減少率は県内で最も小さく、世帯数増加率は20市町で最も高くなっています。

人口と世帯の両面から見ても、愛媛県内では特徴的な地域です。

東温市でも世帯数が増加

東温市では、

  • 人口 33,903人 → 32,781人
  • 人口増減 ▲1,122人
  • 人口増減率 ▲3.31%

となっています。

一方、世帯数は、

  • 14,331世帯 → 14,407世帯
  • +76世帯
  • +0.53%

です。

松山市、松前町と同様に、人口が減っていても世帯数が増加しています。

人口と世帯数は別々に見る必要がある

人口が減少していても、世帯数が増える地域があります。

そのため、

人口が減っている=住宅需要や引越し需要も同じ割合で減る

とは判断できません。

世帯の小規模化が進めば、

人口は減少しているが世帯数は増加する

という状態が発生します。

愛媛県では松山市、松前町、東温市、砥部町がその例です。

地域の単身引越し需要を見る場合には、

  • 人口
  • 世帯数
  • 1世帯当たり人員
  • 単身世帯数
  • 単身世帯率
  • 転入者数
  • 転出者数

を組み合わせて見ることが重要です。

人口だけでなく世帯数まで重ねて比較することで、愛媛県20市町の住宅・引越し需要の違いをより具体的に見ることができます。

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