香川県17市町の年齢構成・高齢化率比較|市町別の地域統計

香川県17市町の年齢構成・高齢化率比較

香川県17市町について、0~14歳の年少人口、15~64歳の生産年齢人口、65歳以上の老年人口と高齢化率を比較します。

人口総数だけでは、その地域に若い世代が多いのか、高齢者が多いのかといった人口構造までは分かりません。

年齢構成を見ることで、

  • 子どもの割合
  • 働く世代の割合
  • 高齢者の割合
  • 地域ごとの世代構成

などを比較できます。

このページでは、香川県が公表している2024年10月1日現在の年齢3区分別人口を使用し、香川県17市町を同じ基準で比較します。

香川県17市町の年齢構成・高齢化率一覧

高齢化率は、年齢が判明している人口に占める65歳以上人口の割合です。

市町0~14歳15~64歳65歳以上年少人口割合生産年齢人口割合高齢化率
高松市48,237人228,323人116,129人12.3%58.1%29.6%
丸亀市13,821人60,828人31,654人13.0%57.2%29.8%
坂出市4,912人25,239人17,602人10.3%52.9%36.9%
善通寺市3,367人16,873人9,421人11.4%56.9%31.8%
観音寺市6,017人28,605人19,225人11.2%53.1%35.7%
さぬき市3,800人22,412人17,202人8.8%51.6%39.6%
東かがわ市2,125人12,176人11,514人8.2%47.2%44.6%
三豊市6,226人29,616人21,970人10.8%51.2%38.0%
土庄町1,042人5,377人5,320人8.9%45.8%45.3%
小豆島町1,082人5,820人5,813人8.5%45.8%45.7%
三木町3,190人13,996人8,564人12.4%54.4%33.3%
直島町274人1,646人972人9.5%56.9%33.6%
宇多津町2,406人11,717人4,106人13.2%64.3%22.5%
綾川町2,465人11,157人8,093人11.4%51.4%37.3%
琴平町638人3,823人3,300人8.2%49.3%42.5%
多度津町2,148人11,595人7,090人10.3%55.7%34.0%
まんのう町1,857人7,939人6,436人11.4%48.9%39.7%

※総人口には年齢不詳を含むため、年齢3区分の合計と総人口が一致しない場合があります。

※各年齢区分の割合は、年齢不詳を分母から除いて算出されています。

出典:香川県「香川県人口移動調査報告(令和6年)・市町別、年齢(3区分)別人口及び年齢構成指数」

香川県全体の年齢構成

2024年10月1日現在の香川県全体では、

  • 0~14歳 103,607人
  • 15~64歳 497,142人
  • 65歳以上 294,411人

となっています。

割合では、

  • 年少人口 11.6%
  • 生産年齢人口 55.5%
  • 老年人口 32.9%

です。

つまり、香川県では年齢が判明している人口のほぼ3人に1人が65歳以上となっています。

高齢化率が高い市町ランキング

65歳以上人口の割合が高い市町を順に並べると、次のようになります。

順位市町高齢化率
1位小豆島町45.7%
2位土庄町45.3%
3位東かがわ市44.6%
4位琴平町42.5%
5位まんのう町39.7%
6位さぬき市39.6%
7位三豊市38.0%
8位綾川町37.3%
9位坂出市36.9%
10位観音寺市35.7%

高齢化率が最も高いのは小豆島町の45.7%です。

土庄町45.3%、東かがわ市44.6%、琴平町42.5%と続きます。

小豆島町と土庄町では人口の45%以上が65歳以上となっており、島しょ部の高齢化が進んでいることが分かります。

高齢化率40%以上は4市町

2024年10月1日現在、高齢化率が40%以上となったのは次の4市町です。

市町高齢化率
小豆島町45.7%
土庄町45.3%
東かがわ市44.6%
琴平町42.5%

最も高い小豆島町では、65歳以上人口5,813人に対して、生産年齢人口は5,820人です。

つまり、65歳以上人口と15~64歳人口がほぼ同じ人数となっています。

土庄町でも65歳以上人口5,320人に対して生産年齢人口5,377人で、非常に近い人数です。

香川県内でも地域によって人口構造に大きな差があります。

高齢化率が低い市町ランキング

一方、高齢化率が低い市町を順に見ると次のようになります。

順位市町高齢化率
1位宇多津町22.5%
2位高松市29.6%
3位丸亀市29.8%
4位善通寺市31.8%
5位三木町33.3%
6位直島町33.6%
7位多度津町34.0%
8位観音寺市35.7%
9位坂出市36.9%
10位綾川町37.3%

最も高齢化率が低いのは宇多津町の22.5%です。

高松市29.6%、丸亀市29.8%と比べても大幅に低い水準となっています。

前ページまでに確認したように、宇多津町は人口減少率が県内で最も低く、単身世帯率も高く、転入者も多い地域です。

年齢構成を加えて見ると、香川県内でも特に若い人口構造を持つ自治体であることが分かります。

最高の小豆島町と最低の宇多津町では23.2ポイント差

香川県で最も高齢化率が高い小豆島町は45.7%です。

一方、最も低い宇多津町は22.5%です。

その差は、

23.2ポイント

あります。

同じ香川県内でも、高齢化率が2倍以上異なります。

人口総数だけでは、このような大きな地域差は分かりません。

年少人口割合が高い市町ランキング

0~14歳の年少人口割合を比較すると、次のようになります。

順位市町年少人口割合
1位宇多津町13.2%
2位丸亀市13.0%
3位三木町12.4%
4位高松市12.3%
5位善通寺市11.4%
5位綾川町11.4%
5位まんのう町11.4%
8位観音寺市11.2%
9位三豊市10.8%
10位坂出市10.3%

年少人口割合でも宇多津町が13.2%で最も高くなっています。

丸亀市13.0%、三木町12.4%、高松市12.3%と続きます。

宇多津町は、高齢化率が最も低いだけでなく、子どもの割合も県内で最も高くなっています。

年少人口割合が低い地域

年少人口割合が低い市町を見ると、

  • 東かがわ市 8.2%
  • 琴平町 8.2%
  • 小豆島町 8.5%
  • さぬき市 8.8%
  • 土庄町 8.9%

となっています。

小豆島町や土庄町では高齢化率が高い一方、子どもの割合は低くなっています。

人口減少だけでなく、年齢構成そのものにも大きな偏りが生じていることが分かります。

生産年齢人口割合が高い市町ランキング

15~64歳の生産年齢人口割合を比較すると、次のようになります。

順位市町生産年齢人口割合
1位宇多津町64.3%
2位高松市58.1%
3位丸亀市57.2%
4位善通寺市56.9%
4位直島町56.9%
6位多度津町55.7%
7位三木町54.4%
8位観音寺市53.1%
9位坂出市52.9%
10位さぬき市51.6%

ここでも宇多津町が64.3%で突出しています。

香川県全体の55.5%を8.8ポイント上回っています。

高松市も58.1%、丸亀市57.2%で、県全体より高い水準です。

生産年齢人口には、就職、転職、転勤、単身赴任、一人暮らしなどで引越しが発生しやすい年代が多く含まれます。

宇多津町は年齢構成でも特徴的

宇多津町では、

  • 年少人口割合 13.2%
  • 生産年齢人口割合 64.3%
  • 高齢化率 22.5%

となっています。

年少人口割合と生産年齢人口割合は県内で最も高く、高齢化率は最も低くなっています。

前ページまでの統計でも、

  • 単身世帯率が高い
  • 転入超過
  • 人口減少率が非常に低い
  • 人口規模に対して世帯数が多い

という特徴が見られました。

複数の統計を組み合わせることで、宇多津町が香川県内でも特徴的な人口構造を持つ地域であることが分かります。

小豆島・東かがわでは高齢化が進む

一方、

  • 小豆島町
  • 土庄町
  • 東かがわ市

では高齢化率が44~46%程度となっています。

この3市町では、年少人口割合はいずれも10%を下回ります。

つまり、65歳以上人口の割合が高い一方で、子どもの割合が低い人口構造になっています。

前ページの人口増減でも、土庄町と東かがわ市は県内でも人口減少率が高い地域でした。

人口減少と高齢化が同時に進んでいることが分かります。

高齢化と単身世帯の関係

単身世帯というと学生や若い会社員を想像しやすいですが、高齢者の一人暮らしも重要です。

高齢化が進む地域では、

  • 配偶者との死別
  • 子どもの独立
  • 高齢者の一人暮らし
  • 高齢者住宅への転居
  • 施設への入居
  • 子ども世帯の近くへの住み替え

などによって世帯構成が変化します。

そのため、高齢化率が高い地域でも単身引越しや住宅移動がなくなるわけではありません。

生産年齢人口と単身引越し

15~64歳の生産年齢人口には、

  • 大学生
  • 新社会人
  • 会社員
  • 転勤者
  • 単身赴任者
  • 転職者

など、単身引越しが発生しやすい層が多く含まれています。

高松市、丸亀市、宇多津町など、生産年齢人口割合が高い地域では、就職や転勤などに伴う住宅移動も重要になります。

一方、高齢化率の高い地域では、地域外への若年層の転出そのものが単身引越し需要になる場合があります。

年齢構成だけで引越し需要は判断できない

地域の引越し需要を見る場合には、高齢化率だけで判断することはできません。

例えば宇多津町では若い人口構成と高い単身世帯率が見られます。

一方、小豆島町や土庄町では高齢化率が高いものの、高齢単身世帯の住み替えや若年層の地域外転出などが発生します。

そのため、

  • 人口
  • 世帯数
  • 単身世帯
  • 転入・転出
  • 人口増減
  • 年齢構成
  • 住宅構成

を組み合わせて見ることが重要です。

香川県17市町の年齢構成まとめ

2024年10月1日現在、香川県の65歳以上人口は294,411人で、高齢化率は32.9%です。

17市町の中で最も高齢化率が高いのは小豆島町の45.7%で、土庄町45.3%、東かがわ市44.6%、琴平町42.5%と続きます。

一方、最も高齢化率が低いのは宇多津町の22.5%です。

宇多津町は年少人口割合13.2%、生産年齢人口割合64.3%でも県内1位となっています。

高齢化率が最も高い小豆島町と最も低い宇多津町では23.2ポイントの差があります。

同じ香川県内でも、市町によって年齢構成には非常に大きな違いがあります。

人口規模だけではなく、年齢構成、人口増減、単身世帯、転入・転出などを合わせて見ることで、それぞれの地域の人口構造をより詳しく把握できます。

出典:香川県「香川県人口移動調査報告(令和6年)」
出典:香川県「市町別、年齢(3区分)別人口及び年齢構成指数(令和6年10月1日現在)」

香川県の単身引越し

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