愛媛県20市町の単身世帯数・単身世帯率比較

単身世帯については、2025年国勢調査の詳細な人口等基本集計がまだ公表されていません。

そのため、このページでは2020年国勢調査を基準に、愛媛県20市町の単独世帯数と単身世帯率を比較します。

2020年国勢調査では、愛媛県の一般世帯総数は599,941世帯です。

このうち、世帯の家族類型が判明している598,690世帯に対して、単独世帯は224,773世帯となっています。

単身世帯率は37.5%です。

つまり、愛媛県では一般世帯のおよそ8世帯に3世帯が1人世帯となっています。

愛媛県20市町の単身世帯

市町単身世帯単身世帯率
松山市102,516世帯42.6%
今治市24,602世帯36.1%
宇和島市11,264世帯35.8%
八幡浜市5,137世帯35.7%
新居浜市18,080世帯35.3%
西条市14,709世帯32.6%
大洲市5,721世帯33.0%
伊予市3,807世帯26.9%
四国中央市12,053世帯33.7%
西予市5,045世帯32.7%
東温市4,969世帯34.8%
上島町1,431世帯44.7%
久万高原町1,471世帯40.6%
松前町3,159世帯26.6%
砥部町2,492世帯29.4%
内子町1,705世帯27.3%
伊方町1,579世帯38.8%
松野町565世帯35.7%
鬼北町1,500世帯34.8%
愛南町2,968世帯33.5%

※単身世帯率は、国勢調査の一般世帯を基礎として算出しています。家族類型不詳の扱いにより、単純に一般世帯総数を分母とした場合とはわずかに異なる場合があります。

出典:総務省「令和2年国勢調査」、愛媛県「令和2年国勢調査 人口等基本集計結果」

単身世帯数が最も多いのは松山市

愛媛県で単身世帯数が最も多いのは、松山市の102,516世帯です。

続いて、

  1. 松山市 102,516世帯
  2. 今治市 24,602世帯
  3. 新居浜市 18,080世帯
  4. 西条市 14,709世帯
  5. 四国中央市 12,053世帯
  6. 宇和島市 11,264世帯

となっています。

松山市だけで10万世帯を超えており、県内で突出しています。

愛媛県全体の単身世帯224,773世帯のうち、松山市だけで約45.6%を占めます。

松山市と今治市で県内単身世帯の半数以上

松山市と今治市を合わせると、

127,118世帯

の単身世帯があります。

これは愛媛県全体224,773世帯の約56.6%です。

人口でも松山市・今治市への集中が大きくなっていましたが、単身世帯の絶対数ではさらに大きな集中が見られます。

単身世帯率が最も高いのは上島町

単身世帯率が最も高いのは上島町の44.7%です。

続いて、

  1. 上島町 44.7%
  2. 松山市 42.6%
  3. 久万高原町 40.6%
  4. 伊方町 38.8%
  5. 今治市 36.1%
  6. 宇和島市 35.8%
  7. 八幡浜市 35.7%
  8. 松野町 35.7%
  9. 新居浜市 35.3%

となっています。

上島町では、一般世帯の4割以上が1人世帯です。

松山市は数・割合ともに非常に大きい

松山市では、

  • 単身世帯 102,516世帯
  • 単身世帯率 42.6%

となっています。

単身世帯数は県内最多でありながら、単身世帯率も県内2位です。

人口が多いため単身世帯数が多いだけではなく、世帯全体に占める1人世帯の割合そのものも非常に高い地域です。

愛媛県の単身引越し需要を見るうえでは、最も重要な地域の一つです。

上島町は人口規模が小さくても単身世帯率が高い

上島町の単身世帯は1,431世帯です。

絶対数では松山市や今治市より大幅に少ない一方、単身世帯率は44.7%で県内最高です。

つまり、

単身世帯数が多い地域

と

単身世帯の割合が高い地域

は必ずしも一致しません。

人口規模の小さい町でも、世帯構成を見ると1人世帯の割合が非常に高い場合があります。

久万高原町も4割以上が単身世帯

久万高原町では、

  • 単身世帯 1,471世帯
  • 単身世帯率 40.6%

となっています。

一般世帯の4割以上が単身世帯です。

ただし、久万高原町では高齢化率も高いため、単身世帯率が高いからといって、若い一人暮らしが多いとは限りません。

高齢単身世帯も含めて考える必要があります。

伊方町も単身世帯率が高い

伊方町では、

  • 単身世帯 1,579世帯
  • 単身世帯率 38.8%

となっています。

一般世帯のおよそ4割が1人世帯です。

人口そのものは県内でも比較的小規模ですが、世帯構成では単身世帯の比重が大きくなっています。

単身世帯率が最も低いのは松前町

単身世帯率が最も低いのは松前町の26.6%です。

続いて、

  • 伊予市 26.9%
  • 内子町 27.3%
  • 砥部町 29.4%
  • 西条市 32.6%
  • 西予市 32.7%
  • 大洲市 33.0%
  • 愛南町 33.5%

となっています。

最も高い上島町44.7%と、最も低い松前町26.6%では、18ポイント以上の差があります。

同じ愛媛県内でも、世帯構成には大きな地域差があります。

松前町は人口・世帯の動きも特徴的

松前町は単身世帯率が26.6%で県内最低ですが、単身世帯数そのものは3,159世帯あります。

また、2020年から2025年にかけて人口減少率は県内で最も小さく、世帯数は増加しました。

つまり、

単身世帯率が低い=世帯移動が少ない

とは限りません。

家族世帯を含めた住宅・人口移動全体を見る必要があります。

都市部でも地域差がある

主要都市を比較すると、

  • 松山市 42.6%
  • 今治市 36.1%
  • 宇和島市 35.8%
  • 八幡浜市 35.7%
  • 新居浜市 35.3%
  • 四国中央市 33.7%
  • 大洲市 33.0%
  • 西予市 32.7%
  • 西条市 32.6%
  • 伊予市 26.9%

となっています。

人口規模が大きい市でも、単身世帯率には15ポイント以上の差があります。

松山市では1人世帯の割合が非常に高い一方、伊予市では家族世帯の比重が比較的大きくなっています。

単身世帯数と単身世帯率は別々に見る

例えば松山市には102,516世帯の単身世帯があります。

上島町は1,431世帯です。

絶対数では松山市が圧倒的に多いですが、単身世帯率は、

  • 松山市 42.6%
  • 上島町 44.7%

となり、上島町の方が高くなっています。

そのため、

単身世帯数が多い=単身世帯率が高い

とは限りません。

単身引越しとの関係を見る場合には、数と割合の両方を見る必要があります。

高齢化率との組み合わせが重要

愛媛県では、単身世帯率の高い地域でも年齢構成が異なります。

松山市では進学、就職、転勤などによる現役世代の1人暮らしが多く含まれます。

一方、

  • 久万高原町
  • 伊方町
  • 上島町
  • 松野町
  • 愛南町

などでは、高齢者の単身世帯も単身世帯率を押し上げている可能性があります。

したがって、

単身世帯率が高い=若い一人暮らしが多い

とは判断できません。

地域の単身引越し需要を見る場合には、

  • 単身世帯数
  • 単身世帯率
  • 年齢構成
  • 高齢化率
  • 転入者数
  • 転出者数
  • 民営借家数

を組み合わせて見ることが重要です。

2025年データへの更新

2025年国勢調査の人口等基本集計が公表されれば、愛媛県20市町について、

  • 一般世帯数
  • 単独世帯数
  • 単身世帯率

を2025年の確定値へ更新できます。

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