徳島県24市町村の年齢構成・高齢化率比較|市町村別の地域統計

徳島県24市町村の年齢構成・高齢化率比較

徳島県24市町村について、0~14歳の年少人口、15~64歳の生産年齢人口、65歳以上の老年人口と高齢化率を比較します。

人口総数だけでは、その地域に子どもや働く世代、高齢者がどの程度暮らしているのかは分かりません。

年齢構成を見ることで、

  • 子どもの割合
  • 働く世代の割合
  • 高齢者の割合
  • 地域ごとの世代構成

などを比較できます。

このページでは、徳島県が公表している2020年1月1日現在の市町村別年齢3区分人口を使用し、徳島県24市町村を同じ基準で比較します。

徳島県24市町村の年齢構成・高齢化率一覧

高齢化率は、年齢が判明している人口に占める65歳以上人口の割合です。

市町村0~14歳15~64歳65歳以上年少人口割合生産年齢人口割合高齢化率
徳島市29,152人144,998人73,538人11.8%58.5%29.7%
鳴門市5,729人30,432人19,381人10.3%54.8%34.9%
小松島市3,765人20,148人12,520人10.3%55.3%34.4%
阿南市8,468人38,033人23,086人12.2%54.7%33.2%
吉野川市4,011人20,101人14,848人10.3%51.6%38.1%
阿波市3,626人18,179人13,111人10.4%52.1%37.6%
美馬市2,736人14,571人11,033人9.7%51.4%38.9%
三好市2,029人11,113人10,910人8.4%46.2%45.4%
勝浦町440人2,336人2,115人9.0%47.8%43.2%
上勝町99人505人750人7.3%37.3%55.4%
佐那河内村165人934人977人7.9%45.0%47.1%
石井町3,007人13,630人8,163人12.1%55.0%32.9%
神山町249人1,885人2,534人5.3%40.4%54.3%
那賀町555人3,008人3,796人7.5%40.9%51.6%
牟岐町245人1,513人2,042人6.4%39.8%53.7%
美波町496人2,765人3,115人7.8%43.4%48.9%
海陽町659人3,926人3,880人7.8%46.4%45.8%
松茂町1,947人8,836人3,892人13.3%60.2%26.5%
北島町3,398人13,277人5,834人15.1%59.0%25.9%
藍住町5,237人20,871人8,821人15.0%59.8%25.3%
板野町1,425人7,335人4,335人10.9%56.0%33.1%
上板町1,189人6,156人4,020人10.5%54.2%35.4%
つるぎ町602人3,517人3,611人7.8%45.5%46.7%
東みよし町1,621人7,311人5,009人11.6%52.4%35.9%

※総人口には年齢不詳を含む場合があるため、年齢3区分人口の合計が総人口と一致しない場合があります。

※各年齢区分の割合は、年齢不詳を除いて算出されています。

出典:徳島県「年齢別推計人口・年齢3階級別人口(令和2年1月1日現在)」

徳島県全体の年齢構成

2020年1月1日現在の徳島県全体では、

  • 0~14歳 80,850人
  • 15~64歳 395,380人
  • 65歳以上 241,321人

となっています。

割合では、

  • 年少人口 11.3%
  • 生産年齢人口 55.1%
  • 老年人口 33.6%

です。

つまり、徳島県では人口のおよそ3人に1人が65歳以上となっていました。

その後も高齢化は進み、2025年1月1日現在では、

  • 年少人口 70,015人
  • 生産年齢人口 349,648人
  • 65歳以上人口 235,420人

となっています。

割合では、

  • 年少人口 10.7%
  • 生産年齢人口 53.4%
  • 高齢化率 35.9%

です。

2020年1月1日の33.6%から2025年1月1日には35.9%となり、5年間で高齢化率は2.3ポイント上昇しています。

高齢化率が高い市町村ランキング

65歳以上人口の割合が高い市町村を順に見ると、次のようになります。

順位市町村高齢化率
1位上勝町55.4%
2位神山町54.3%
3位牟岐町53.7%
4位那賀町51.6%
5位美波町48.9%
6位佐那河内村47.1%
7位つるぎ町46.7%
8位海陽町45.8%
9位三好市45.4%
10位勝浦町43.2%

最も高齢化率が高いのは上勝町の55.4%です。

人口の半数以上が65歳以上となっています。

神山町も54.3%、牟岐町53.7%、那賀町51.6%となり、この4町では65歳以上人口が人口の半数を超えています。

65歳以上が人口の半数を超える地域

高齢化率50%以上となったのは、

  • 上勝町 55.4%
  • 神山町 54.3%
  • 牟岐町 53.7%
  • 那賀町 51.6%

の4町です。

上勝町では、

15~64歳人口 505人

に対して、

65歳以上人口 750人

となっています。

神山町でも、

15~64歳人口 1,885人

65歳以上人口 2,534人

で、高齢者人口が生産年齢人口を大きく上回っています。

高齢化率40%以上は10市町村

高齢化率40%以上となったのは次の10市町村です。

市町村高齢化率
上勝町55.4%
神山町54.3%
牟岐町53.7%
那賀町51.6%
美波町48.9%
佐那河内村47.1%
つるぎ町46.7%
海陽町45.8%
三好市45.4%
勝浦町43.2%

24市町村のうち10市町村で、高齢者が人口の4割以上を占めています。

県南部、県西部、山間地域を中心に高齢化率が高くなっています。

高齢化率が低い市町村ランキング

一方、高齢化率が低い市町村を順に見ると次のようになります。

順位市町村高齢化率
1位藍住町25.3%
2位北島町25.9%
3位松茂町26.5%
4位徳島市29.7%
5位石井町32.9%
6位板野町33.1%
7位阿南市33.2%
8位小松島市34.4%
9位鳴門市34.9%
10位上板町35.4%

最も高齢化率が低いのは藍住町の25.3%です。

北島町25.9%、松茂町26.5%と続きます。

いずれも徳島市周辺に位置する町で、県内では比較的若い人口構造となっています。

最高の上勝町と最低の藍住町では30.1ポイント差

高齢化率が最も高い上勝町は55.4%です。

最も低い藍住町は25.3%です。

その差は、

30.1ポイント

あります。

同じ徳島県内でも、高齢者割合が2倍以上異なる地域が存在します。

県平均だけでは、このような大きな地域差を見ることはできません。

年少人口割合が高い市町村ランキング

0~14歳人口の割合を見ると、徳島市周辺の町が上位に入ります。

順位市町村年少人口割合
1位北島町15.1%
2位藍住町15.0%
3位松茂町13.3%
4位阿南市12.2%
5位石井町12.1%
6位徳島市11.8%
7位東みよし町11.6%
8位板野町10.9%
9位上板町10.5%
10位阿波市10.4%

最も年少人口割合が高いのは北島町の15.1%です。

藍住町も15.0%でほぼ同水準となっています。

高齢化率では北島町と藍住町が県内で最も低く、年少人口割合では逆に県内トップクラスとなっています。

年少人口割合が低い地域

一方、年少人口割合が低い地域を見ると、

  • 神山町 5.3%
  • 牟岐町 6.4%
  • 上勝町 7.3%
  • 那賀町 7.5%
  • 美波町 7.8%
  • 海陽町 7.8%
  • つるぎ町 7.8%
  • 佐那河内村 7.9%

などとなっています。

高齢化率が高い地域では、子どもの割合が低い傾向も見られます。

神山町では65歳以上が54.3%である一方、0~14歳人口は5.3%です。

地域人口の年齢構成に大きな偏りがあることが分かります。

生産年齢人口割合が高い市町村ランキング

15~64歳の生産年齢人口割合を見ると次のようになります。

順位市町村生産年齢人口割合
1位松茂町60.2%
2位藍住町59.8%
3位北島町59.0%
4位徳島市58.5%
5位板野町56.0%
6位小松島市55.3%
7位石井町55.0%
8位鳴門市54.8%
9位阿南市54.7%
10位上板町54.2%

最も生産年齢人口割合が高いのは松茂町の60.2%です。

藍住町59.8%、北島町59.0%、徳島市58.5%と続きます。

徳島市とその周辺地域では、働く世代の割合が比較的高いことが分かります。

北島町・藍住町は若い人口構成

北島町では、

  • 年少人口割合 15.1%
  • 生産年齢人口割合 59.0%
  • 高齢化率 25.9%

となっています。

藍住町では、

  • 年少人口割合 15.0%
  • 生産年齢人口割合 59.8%
  • 高齢化率 25.3%

です。

どちらも子どもと働く世代の割合が高く、高齢化率は低くなっています。

前ページの人口増減でも、北島町は2020年から2025年に人口が増加した県内唯一の自治体で、藍住町も人口減少率が非常に低くなっていました。

複数の統計から、徳島市周辺の住宅地域では県内の他地域より人口構造が比較的若いことが分かります。

松茂町も生産年齢人口割合が高い

松茂町の生産年齢人口割合は60.2%で県内1位です。

高齢化率も26.5%と低く、年少人口割合は13.3%です。

徳島市周辺地域では、

  • 松茂町
  • 北島町
  • 藍住町

の3町が特に若い人口構造となっています。

就職、転勤、結婚、住宅取得などに伴う人口移動を考えるうえでも重要な地域です。

県南部では高齢化率が高い

徳島県南部を見ると、

  • 那賀町 51.6%
  • 牟岐町 53.7%
  • 美波町 48.9%
  • 海陽町 45.8%

となっています。

いずれも高齢化率が45%を超えています。

前ページの人口増減でも、県南部では人口減少率が高い地域が多くなっていました。

人口減少と高齢化が同時に進んでいることが分かります。

県西部でも高齢化が進む

県西部では、

  • 三好市 45.4%
  • つるぎ町 46.7%
  • 美馬市 38.9%
  • 東みよし町 35.9%

となっています。

三好市とつるぎ町では、65歳以上人口が人口の45%を超えています。

一方、東みよし町は35.9%で、西部地域の中では比較的低い水準です。

同じ県西部でも人口構造には差があります。

高齢化と単身世帯の関係

高齢化率が高い地域では、高齢者の一人暮らしも重要になります。

前の単身世帯比較では、

  • 上勝町
  • 海陽町
  • 牟岐町
  • 三好市
  • 神山町
  • 美波町
  • つるぎ町
  • 那賀町

などで単身世帯率が比較的高くなっていました。

これらの多くは高齢化率も高い地域です。

単身世帯というと学生や若い会社員を想像しやすいですが、人口減少・高齢化地域では高齢単身世帯が大きな割合を占めます。

高齢単身世帯でも住宅移動は発生する

高齢化率が高いからといって、引越し需要がなくなるわけではありません。

高齢者では、

  • 配偶者との死別
  • 子どもとの同居
  • 子どもの近くへの転居
  • 高齢者向け住宅への転居
  • 施設への入居
  • 持ち家から小さな住宅への住み替え

などによって住宅移動が発生します。

大型の家族引越しではなく、家電や家具を限定した比較的小規模な引越しになるケースもあります。

生産年齢人口と単身引越し

15~64歳の生産年齢人口には、

  • 大学生
  • 新社会人
  • 会社員
  • 転勤者
  • 単身赴任者
  • 転職者

など、単身引越しが発生しやすい年代が多く含まれています。

徳島市、松茂町、北島町、藍住町など、生産年齢人口割合が高い地域では、進学、就職、転勤、賃貸住宅間の住み替えなどによる人口移動も重要になります。

年齢構成だけで引越し需要は判断できない

年齢構成は重要な地域統計ですが、それだけで引越し需要を判断することはできません。

例えば北島町や藍住町では若い人口構造が見られます。

一方、上勝町、神山町、那賀町、牟岐町などでは高齢化が進んでいます。

しかし、若い地域では就職・転勤・一人暮らしによる移動があり、高齢化地域では若年層の転出や高齢者の住み替えがあります。

そのため、

  • 人口
  • 世帯数
  • 単身世帯
  • 転入・転出
  • 人口増減
  • 年齢構成
  • 住宅構成

を組み合わせて見ることが重要です。

徳島県では高齢化がさらに進行

市町村比較に使用した2020年1月1日現在では、徳島県全体の高齢化率は33.6%でした。

2025年1月1日現在では35.9%となっています。

一方、

年少人口割合は、

11.3% → 10.7%

生産年齢人口割合は、

55.1% → 53.4%

へ低下しました。

高齢化率だけが上昇しており、徳島県全体で人口構造の高齢化が進んでいます。

徳島県24市町村の年齢構成まとめ

2020年1月1日現在、徳島県全体の高齢化率は33.6%でした。

24市町村の中で最も高齢化率が高かったのは上勝町の55.4%です。

続いて、

  • 神山町 54.3%
  • 牟岐町 53.7%
  • 那賀町 51.6%
  • 美波町 48.9%

となっています。

高齢化率40%以上は10市町村あります。

一方、高齢化率が最も低いのは藍住町の25.3%で、北島町25.9%、松茂町26.5%と続きます。

年少人口割合では北島町15.1%が最も高く、藍住町15.0%、松茂町13.3%となっています。

生産年齢人口割合では松茂町が60.2%で最も高くなっています。

高齢化率最高の上勝町と最低の藍住町では30.1ポイントもの差があります。

さらに徳島県全体では、2025年1月1日現在の高齢化率が35.9%まで上昇しています。

人口規模だけではなく、年齢構成、人口増減、単身世帯、転入・転出、住宅構成を組み合わせることで、徳島県24市町村それぞれの人口構造と住宅移動の特徴をより詳しく把握できます。

出典:徳島県「年齢別推計人口・年齢3階級別人口(令和2年1月1日現在)」
出典:徳島県「徳島県人口移動調査年報 令和6年」

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