島根県19市町村の年齢構成・高齢化率比較

島根県19市町村では、15歳未満の年少人口、15~64歳の生産年齢人口、65歳以上の高齢人口の割合に大きな地域差があります。

このページでは、島根県「令和7年 島根の人口移動と推計人口」に基づき、2025年10月1日現在の市町村別年齢3区分人口を比較します。

島根県全体では、

  • 15歳未満 72,721人
  • 15~64歳 336,397人
  • 65歳以上 223,987人
  • 高齢化率 35.4%

となっています。

島根県19市町村の年齢構成

市町村15歳未満15~64歳65歳以上高齢化率
松江市23,386人111,491人60,639人31.0%
浜田市4,920人26,030人18,676人37.6%
出雲市22,328人95,350人52,162人30.7%
益田市4,512人20,322人16,721人40.2%
大田市3,054人14,089人12,683人42.5%
安来市3,448人17,030人13,298人39.4%
江津市1,992人10,170人8,537人41.2%
雲南市3,393人15,572人13,720人42.0%
奥出雲町941人4,524人4,977人47.7%
飯南町377人1,723人2,002人48.8%
川本町271人1,385人1,304人44.1%
美郷町359人1,591人1,849人48.7%
邑南町889人3,946人4,252人46.8%
津和野町477人2,510人3,056人50.6%
吉賀町501人2,330人2,543人47.3%
海士町234人1,241人838人36.2%
西ノ島町206人1,103人1,179人47.4%
知夫村54人256人251人44.7%
隠岐の島町1,379人5,734人5,300人42.7%

※令和2年国勢調査の「不詳補完値」を基準として算出されています。

出典:島根県「令和7年 島根の人口移動と推計人口」

高齢化率が最も低いのは出雲市

高齢化率が最も低いのは出雲市の30.7%です。

続いて、

  1. 出雲市 30.7%
  2. 松江市 31.0%
  3. 海士町 36.2%
  4. 浜田市 37.6%
  5. 安来市 39.4%

となっています。

島根県全体の35.4%と比較すると、出雲市と松江市では高齢者の割合がかなり低くなっています。

出雲市は年少人口率も県内最高

15歳未満人口の割合が最も高いのも出雲市の13.1%です。

続いて、

  • 松江市 12.0%
  • 隠岐の島町 11.1%
  • 益田市 10.9%
  • 雲南市 10.4%
  • 大田市 10.2%
  • 安来市 10.2%
  • 海士町 10.1%

となっています。

出雲市は、

  • 高齢化率が県内最低
  • 15歳未満人口率が県内最高
  • 15~64歳人口率も高い

という特徴があります。

生産年齢人口の割合が最も高いのは松江市

15~64歳人口の割合が最も高いのは松江市の57.0%です。

続いて、

  • 出雲市 56.1%
  • 海士町 53.7%
  • 浜田市 52.5%
  • 安来市 50.4%
  • 江津市 49.1%
  • 益田市 48.9%

となっています。

松江市と出雲市は人口規模だけでなく、生産年齢人口の割合でも県内上位です。

高齢化率が最も高いのは津和野町

高齢化率が最も高いのは津和野町の50.6%です。

続いて、

  1. 津和野町 50.6%
  2. 飯南町 48.8%
  3. 美郷町 48.7%
  4. 奥出雲町 47.7%
  5. 西ノ島町 47.4%
  6. 吉賀町 47.3%
  7. 邑南町 46.8%
  8. 知夫村 44.7%
  9. 川本町 44.1%

となっています。

津和野町では、人口の2人に1人以上が65歳以上です。

同じ島根県内でも、最も低い出雲市30.7%とは約20ポイントの差があります。

65歳以上人口が15~64歳人口を上回る地域

島根県内には、高齢人口が生産年齢人口を上回っている地域があります。

津和野町

  • 15~64歳 2,510人
  • 65歳以上 3,056人

飯南町

  • 15~64歳 1,723人
  • 65歳以上 2,002人

美郷町

  • 15~64歳 1,591人
  • 65歳以上 1,849人

奥出雲町

  • 15~64歳 4,524人
  • 65歳以上 4,977人

邑南町

  • 15~64歳 3,946人
  • 65歳以上 4,252人

吉賀町

  • 15~64歳 2,330人
  • 65歳以上 2,543人

西ノ島町

  • 15~64歳 1,103人
  • 65歳以上 1,179人

これらの地域では、働く世代より65歳以上人口の方が多くなっています。

海士町は町村の中では比較的若い

海士町の高齢化率は36.2%です。

町村部の中では突出して低く、

  • 15歳未満 234人・10.1%
  • 15~64歳 1,241人・53.7%
  • 65歳以上 838人・36.2%

となっています。

前ページまでの人口増減・社会増減でも海士町は特徴的な動きを示しており、年齢構成でも他の町村とは異なる傾向があります。

県全体でも高齢化は進行

島根県全体では、2024年から2025年にかけて、

  • 15歳未満 75,068人 → 72,721人
  • 15~64歳 340,466人 → 336,397人
  • 65歳以上 225,862人 → 223,987人

と、3区分すべてで人口が減少しました。

一方、高齢化率は、

35.2% → 35.4%

へ上昇しています。

65歳以上人口そのものは減っていても、若年人口や生産年齢人口の減少がより速いため、高齢者の「割合」は上昇しています。

単身世帯率と年齢構成を重ねて見る

単身世帯率が高い地域でも、若い一人暮らしが多いとは限りません。

例えば津和野町は単身世帯率が36%台ですが、高齢化率は50.6%です。

西ノ島町や知夫村も単身世帯率が非常に高い一方で、高齢化率も高くなっています。

一方、松江市は単身世帯数が県内最多で、単身世帯率も高い地域ですが、高齢化率は31.0%です。

出雲市も単身世帯の絶対数は多いものの、高齢化率は30.7%で県内最低です。

したがって、

単身世帯率が高い=若い一人暮らしが多い

とは判断できません。

単身引越しとの関係を見る場合には、

  • 単身世帯数
  • 単身世帯率
  • 15歳未満人口
  • 15~64歳人口
  • 65歳以上人口
  • 高齢化率
  • 転入者数
  • 転出者数

を組み合わせて見ることが重要です。

地域ごとの年齢構成を重ねることで、単身世帯数だけでは分からない島根県内の地域差を把握できます。

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