岡山県27市町村の転入・転出・社会増減比較

転入・転出は、実際に地域間でどれだけ人が動いているかを見るための重要な統計です。

ここでは岡山県の「令和7年 岡山県人口の動き」に基づき、2024年10月1日~2025年9月30日の1年間を比較します。

岡山県の年報は、毎年10月1日現在の人口と、その直前1年間の出生・死亡・転入・転出などを集計しています。

岡山県27市町村の転入・転出

市町村転入者転出者社会増減
岡山市26,121人25,284人+837人
倉敷市13,964人13,696人+268人
津山市2,835人3,248人▲413人
玉野市1,455人1,694人▲239人
笠岡市1,236人1,436人▲200人
井原市904人1,087人▲183人
総社市2,941人2,501人+440人
高梁市622人899人▲277人
新見市636人847人▲211人
備前市1,060人1,203人▲143人
瀬戸内市1,552人1,443人+109人
赤磐市1,237人1,256人▲19人
真庭市889人1,123人▲234人
美作市700人832人▲132人
浅口市907人878人+29人
和気町403人431人▲28人
早島町490人427人+63人
里庄町278人358人▲80人
矢掛町372人450人▲78人
新庄村23人39人▲16人
鏡野町414人415人▲1人
勝央町365人404人▲39人
奈義町199人280人▲81人
西粟倉村33人61人▲28人
久米南町103人121人▲18人
美咲町307人353人▲46人
吉備中央町397人370人+27人

岡山県全体では、転入60,443人、転出61,136人で、693人の社会減少となっています。

出典:岡山県「令和7年 岡山県人口の動き」

社会増加となった地域

転入者数が転出者数を上回り、社会増加となったのは7市町です。

  • 岡山市 +837人
  • 総社市 +440人
  • 倉敷市 +268人
  • 瀬戸内市 +109人
  • 早島町 +63人
  • 浅口市 +29人
  • 吉備中央町 +27人

特に岡山市、総社市、倉敷市の転入超過が大きくなっています。

社会増加が最も大きいのは岡山市

岡山市は転入26,121人、転出25,284人で、837人の社会増加となっています。

転入者数、転出者数ともに岡山県内で最も多く、県内最大の人口移動が発生している地域です。

2位の総社市は440人、3位の倉敷市は268人の社会増加となっています。

社会減少が最も大きいのは津山市

社会減少では津山市の▲413人が最も大きくなっています。

続いて、

  • 高梁市 ▲277人
  • 玉野市 ▲239人
  • 真庭市 ▲234人
  • 新見市 ▲211人
  • 笠岡市 ▲200人

となっています。

社会減少となっている地域でも、実際には毎年多くの転入・転出が発生しています。

社会増減だけでは引越し量は分からない

社会増減は、

転入者数-転出者数

で求められます。

そのため、社会増減がほぼゼロでも、人の移動そのものが少ないとは限りません。

例えば岡山市では社会増加は837人ですが、転入と転出を合わせると51,405人が移動しています。

倉敷市でも転入13,964人、転出13,696人で、合計27,660人の移動があります。

一方、鏡野町は社会増減が▲1人とほぼ均衡していますが、転入414人、転出415人で、合計829人が移動しています。

そのため、

社会増減が小さい=引越しが少ない

とは判断できません。

単身引越しとの関係を見る場合は、転入超過・転出超過だけでなく、転入者数と転出者数そのものを見ることが重要です。

岡山県内の人口移動を見る

岡山県27市町村では、人口規模の大きい岡山市・倉敷市を中心に大きな人口移動が発生しています。

一方で、総社市、瀬戸内市、早島町などでは転入者が転出者を上回っています。

各地域の単身引越し需要を見る際には、

  • 人口規模
  • 単身世帯数
  • 転入者数
  • 転出者数
  • 社会増減

を組み合わせて見ることで、地域ごとの人の動きをより具体的に把握できます。

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