山口県19市町の転入・転出・社会増減比較

転入・転出は、実際に地域間でどれだけ人が動いているかを見るための重要な統計です。

このページでは、総務省「住民基本台帳人口移動報告」に基づき、2025年1月~12月の山口県19市町の転入者数・転出者数・社会増減を比較します。

ここでいう社会増減は、

転入者数-転出者数=社会増減

として計算します。

山口県19市町の転入・転出

市町転入者転出者社会増減
下関市5,315人6,794人▲1,479人
宇部市3,833人4,401人▲568人
山口市6,652人6,740人▲88人
萩市868人1,196人▲328人
防府市4,541人4,768人▲227人
下松市2,164人2,177人▲13人
岩国市3,372人3,992人▲620人
光市1,298人1,564人▲266人
長門市690人764人▲74人
柳井市894人919人▲25人
美祢市557人702人▲145人
周南市3,669人4,158人▲489人
山陽小野田市1,787人1,910人▲123人
周防大島町330人346人▲16人
和木町198人551人▲353人
上関町47人73人▲26人
田布施町406人413人▲7人
平生町332人383人▲51人
阿武町76人85人▲9人

山口県19市町の合計では、

  • 転入者 37,029人
  • 転出者 41,936人
  • 社会増減 ▲4,907人

となります。

出典:総務省「住民基本台帳人口移動報告 2025年結果」

2025年は19市町すべてで転出超過

2025年は、山口県の19市町すべてで転出者数が転入者数を上回りました。

社会増加となった市町はありません。

ただし、転出超過の大きさには地域によって大きな差があります。

転出超過が比較的小さいのは、

  • 田布施町 ▲7人
  • 阿武町 ▲9人
  • 下松市 ▲13人
  • 周防大島町 ▲16人
  • 柳井市 ▲25人
  • 上関町 ▲26人

です。

特に田布施町と阿武町では、転入者数と転出者数がかなり近い状態となっています。

転出超過が最も大きいのは下関市

社会減少が最も大きいのは下関市の▲1,479人です。

続いて、

  1. 下関市 ▲1,479人
  2. 岩国市 ▲620人
  3. 宇部市 ▲568人
  4. 周南市 ▲489人
  5. 和木町 ▲353人
  6. 萩市 ▲328人
  7. 光市 ▲266人
  8. 防府市 ▲227人

となっています。

下関市では転入5,315人に対して転出6,794人で、転出者が転入者を大きく上回っています。

山口市は人の移動量が県内最大

社会増減だけを見ると、山口市は▲88人で、転入数と転出数が比較的均衡しています。

しかし実際には、

  • 転入 6,652人
  • 転出 6,740人

で、合計13,392人が移動しています。

これは山口県19市町の中で最大の人口移動量です。

続いて、

  • 下関市 12,109人
  • 防府市 9,309人
  • 宇部市 8,234人
  • 周南市 7,827人
  • 岩国市 7,364人

となっています。

社会増減だけでは引越し量は分からない

社会増減が小さいからといって、引越しそのものが少ないとは限りません。

例えば山口市は社会減少が▲88人ですが、転入・転出を合わせると13,000人を超える移動があります。

下松市も社会減少は▲13人と小さいものの、

  • 転入 2,164人
  • 転出 2,177人

で、年間4,341人の移動があります。

そのため、

社会増減が小さい=引越しが少ない

とは判断できません。

単身引越しとの関係では、転入超過・転出超過だけでなく、転入者数と転出者数そのものを見ることが重要です。

山口県内の人口移動を見る

山口県では2025年、19市町すべてが転出超過となりました。

その一方で、山口市、下関市、防府市、宇部市、周南市、岩国市などでは、毎年数千人規模の転入・転出が発生しています。

地域ごとの単身引越し需要を見る場合には、

  • 人口規模
  • 単身世帯数
  • 転入者数
  • 転出者数
  • 社会増減

を組み合わせて見ることで、単純な人口増減だけでは分からない地域間の人の動きを確認できます。

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