大阪府43市町村の人口増減・人口増減率比較|市町村別の人口推移

大阪府43市町村の人口増減・人口増減率比較

人口の増減は、

自然増減+社会増減=人口増減

として見ることができます。

このページでは、大阪府が公表している2024年10月1日~2025年9月30日の1年間の人口動態を使い、大阪府43市町村について、

  • 自然増減
  • 社会増減
  • 人口増減
  • 人口増減率

を比較します。

大阪府の推計人口では、出生と死亡の差を「自然増減」、人口増減総数から自然増減を差し引いたものを「社会増減」としています。

大阪府全体の人口増減

この統計による2025年10月1日の大阪府推計人口は8,777,998人です。

2024年10月1日から2025年9月30日までの1年間では、

  • 自然増減 ▲56,504人
  • 社会増減 +64,187人
  • 人口増減 +7,683人
  • 人口増減率 約+0.09%

となりました。

出生数より死亡数が多いことによる自然減は大きいものの、それを上回る社会増加によって、大阪府全体では人口がわずかに増加した形です。

※このページの8,777,998人は、2020年国勢調査を基準として住民基本台帳の増減を加減した推計人口です。2/7で使用した2025年国勢調査速報の8,764,578人とは統計の作成方法が異なります。2026年6月以降の大阪府推計人口は2025年国勢調査速報を新しい基準として算出されています。

大阪府43市町村の人口増減

市町村自然増減社会増減人口増減増減率
大阪市▲17,283人+41,623人+24,340人+0.87%
堺市▲5,728人+2,506人▲3,222人▲0.40%
岸和田市▲1,479人+478人▲1,001人▲0.54%
豊中市▲1,957人+1,974人+17人約+0.00%
池田市▲459人+596人+137人+0.13%
吹田市▲834人+3,495人+2,661人+0.68%
泉大津市▲390人+76人▲314人▲0.43%
高槻市▲2,258人+533人▲1,725人▲0.50%
貝塚市▲704人▲107人▲811人▲1.00%
守口市▲1,034人+702人▲332人▲0.24%
枚方市▲2,541人+1,437人▲1,104人▲0.28%
茨木市▲669人+637人▲32人▲0.01%
八尾市▲2,079人+492人▲1,587人▲0.61%
泉佐野市▲691人+1,082人+391人+0.39%
富田林市▲894人▲199人▲1,093人▲1.05%
寝屋川市▲1,710人+650人▲1,060人▲0.47%
河内長野市▲1,127人▲220人▲1,347人▲1.40%
松原市▲1,113人+774人▲339人▲0.30%
大東市▲799人+4人▲795人▲0.69%
和泉市▲1,054人▲8人▲1,062人▲0.58%
箕面市▲472人+1,423人+951人+0.69%
柏原市▲453人+153人▲300人▲0.45%
羽曳野市▲979人+378人▲601人▲0.57%
門真市▲1,185人+144人▲1,041人▲0.90%
摂津市▲375人+342人▲33人▲0.04%
高石市▲364人+12人▲352人▲0.65%
藤井寺市▲439人+168人▲271人▲0.44%
東大阪市▲3,922人+4,114人+192人+0.04%
泉南市▲519人▲166人▲685人▲1.20%
四條畷市▲312人+199人▲113人▲0.21%
交野市▲432人+487人+55人+0.07%
大阪狭山市▲358人+52人▲306人▲0.53%
阪南市▲512人▲122人▲634人▲1.32%
島本町▲77人+1,193人+1,116人+3.62%
豊能町▲239人▲83人▲322人▲1.89%
能勢町▲122人▲55人▲177人▲2.13%
忠岡町▲141人▲145人▲286人▲1.79%
熊取町▲203人▲187人▲390人▲0.91%
田尻町▲33人▲99人▲132人▲1.61%
岬町▲215人+5人▲210人▲1.52%
太子町▲105人▲17人▲122人▲0.98%
河南町▲159人▲63人▲222人▲1.49%
千早赤阪村▲85人▲71人▲156人▲3.45%

出典:大阪府「データおおさか2026 市町村の主要指標」。自然増減・社会増減は2024年10月1日~2025年9月30日。

※人口増減は「自然増減+社会増減」で計算しています。

※人口増減率は、同資料の2025年10月1日推計人口と1年間の人口増減から2024年10月1日人口を逆算し、人口増減÷前年人口で算出しています。

1年間で人口が増えたのは9市町

自然増減と社会増減を合計すると、1年間で人口が増加したのは、

  1. 大阪市 +24,340人
  2. 吹田市 +2,661人
  3. 島本町 +1,116人
  4. 箕面市 +951人
  5. 泉佐野市 +391人
  6. 東大阪市 +192人
  7. 池田市 +137人
  8. 交野市 +55人
  9. 豊中市 +17人

の9市町です。

残る34市町村では人口が減少しました。

大阪府全体では人口が増えていますが、その増加の大部分を大阪市が占めています。

人口増加数は大阪市が突出

大阪市では、

自然増減 ▲17,283人
社会増減 +41,623人

となっています。

自然減は府内で最も大きい一方、それを大幅に上回る社会増加があり、最終的な人口増減は+24,340人となりました。

大阪市は人口規模が大きいため自然減の絶対数も大きくなりますが、それ以上に転入などによる社会増加が大きいことが特徴です。

前ページで確認したように、大阪市は転入・転出そのものも非常に多く、単身世帯率も高い地域です。

単身者を含む人口移動が活発な都市であることが、複数の統計から確認できます。

吹田市も社会増加が自然減を上回る

吹田市では、

  • 自然増減 ▲834人
  • 社会増減 +3,495人
  • 人口増減 +2,661人

となりました。

自然減が発生しているものの、社会増加が約3,500人あり、人口全体では増加しています。

吹田市は大阪市ほど人口規模が大きくありませんが、人口増加数では府内2位です。

単身世帯率も比較的高く、転入・転出量も大きいことから、住宅の住み替えが活発な地域の一つと考えられます。

人口増加率1位は島本町

人口増加率では島本町の約+3.62%が最も高くなります。

島本町では、

自然増減 ▲77人
社会増減 +1,193人
人口増減 +1,116人

です。

人口約3万人規模の町で1年間に1,100人以上増えており、社会増加の影響が非常に大きくなっています。

人口増加率では、大阪市や吹田市よりも島本町の方が高くなります。

人口増減を見る場合も、絶対数と増減率の両方を見る必要があります。

箕面市も人口増加

箕面市では、

  • 自然増減 ▲472人
  • 社会増減 +1,423人
  • 人口増減 +951人
  • 増減率 約+0.69%

となっています。

自然増加ではなく、社会増加によって人口が増えている点は、大阪市や吹田市と共通しています。

東大阪市は自然減約3,900人を社会増が補う

東大阪市は、

自然増減 ▲3,922人
社会増減 +4,114人

で、差し引き+192人となりました。

人口約49万人の大都市でありながら、年間人口増減はほぼ横ばいです。

ただし、自然減と社会増の双方が4,000人前後あるため、内部ではかなり大きな人口変化が起きています。

「人口がほとんど変わっていない=人が動いていない」という意味ではありません。

豊中市はほぼ均衡

豊中市では、

  • 自然減 ▲1,957人
  • 社会増 +1,974人

となり、差し引き+17人です。

増減率ではほぼ0%となります。

社会増加が自然減をほぼ完全に打ち消しており、人口総数だけを見ると非常に安定しているように見える地域です。

しかし実際には、自然減と社会増がそれぞれ約2,000人発生しています。

自然増加の自治体はない

今回の43市町村を見ると、すべての市町村で自然増減がマイナスです。

つまり、

出生数>死亡数

となった自治体はありません。

大阪府全体でも自然増減は▲56,504人です。

現在の大阪府では、人口を維持・増加させている地域も、基本的には自然増加ではなく社会増加によって人口減少を補っている構造がみられます。

社会増加は多くの都市で確認できる

社会増加が大きい自治体には、

  • 大阪市 +41,623人
  • 東大阪市 +4,114人
  • 吹田市 +3,495人
  • 堺市 +2,506人
  • 豊中市 +1,974人
  • 枚方市 +1,437人
  • 箕面市 +1,423人
  • 島本町 +1,193人
  • 泉佐野市 +1,082人

などがあります。

ただし、堺市や枚方市のように社会増加があっても、それ以上に自然減が大きいため、総人口では減少している地域もあります。

堺市は社会増でも人口減少

堺市では、

自然増減 ▲5,728人
社会増減 +2,506人
人口増減 ▲3,222人

となっています。

転入などによる社会増加が2,500人以上あっても、自然減が5,700人を超えるため、人口全体では減少します。

人口増減を見るときには、

社会増加=人口増加

とは限らないことが分かります。

人口減少数が大きい地域

人口減少数の大きい自治体は、

  1. 堺市 ▲3,222人
  2. 高槻市 ▲1,725人
  3. 八尾市 ▲1,587人
  4. 河内長野市 ▲1,347人
  5. 枚方市 ▲1,104人
  6. 富田林市 ▲1,093人
  7. 和泉市 ▲1,062人
  8. 寝屋川市 ▲1,060人
  9. 門真市 ▲1,041人
  10. 岸和田市 ▲1,001人

となっています。

大都市では人口規模が大きいため、減少人数も大きくなりやすい点には注意が必要です。

人口減少率が最も大きいのは千早赤阪村

人口規模に対する減少率では、

  1. 千早赤阪村 ▲3.45%
  2. 能勢町 ▲2.13%
  3. 豊能町 ▲1.89%
  4. 忠岡町 ▲1.79%
  5. 田尻町 ▲1.61%
  6. 岬町 ▲1.52%
  7. 河南町 ▲1.49%
  8. 河内長野市 ▲1.40%
  9. 阪南市 ▲1.32%
  10. 泉南市 ▲1.20%

となっています。

人口の少ない町村では、数百人規模の人口変化でも増減率が大きくなります。

そのため、人口増減数だけではなく人口増減率も合わせて見る必要があります。

自然減と社会減が同時に起きている地域

一部の自治体では、

自然減+社会減

の両方が発生しています。

例えば、

河内長野市

自然増減 ▲1,127人
社会増減 ▲220人
人口増減 ▲1,347人

富田林市

自然増減 ▲894人
社会増減 ▲199人
人口増減 ▲1,093人

泉南市

自然増減 ▲519人
社会増減 ▲166人
人口増減 ▲685人

豊能町

自然増減 ▲239人
社会増減 ▲83人
人口増減 ▲322人

などです。

このような地域では、出生・死亡による自然減だけでなく、転出入による社会動態も人口減少方向に働いています。

人口増減と単身引越しは別の指標

人口が減っているからといって、引越しが少ないとは限りません。

例えば堺市では人口は3,222人減っていますが、社会増減は+2,506人です。

これは社会増減の差であり、実際には多くの転入者と転出者が存在します。

単身引越しとの関係では、

人口増減数
だけではなく、

転入者数+転出者数

を見ることが重要です。

人口がほとんど変化していない東大阪市や豊中市でも、人の入れ替わりそのものは活発です。

大阪府では社会増が自然減を補っている

大阪府全体では、

自然増減 ▲56,504人
+
社会増減 +64,187人
=
人口増減 +7,683人

です。

人口増加の背景は出生数の増加ではなく、主として社会増加によるものです。

市町村別でも、

  • 大阪市
  • 吹田市
  • 島本町
  • 箕面市
  • 泉佐野市
  • 東大阪市
  • 池田市
  • 交野市
  • 豊中市

では社会増加が自然減を上回り、人口全体が増加しました。

一方で、多くの自治体では社会増加だけでは自然減を補い切れていません。

単身引越しとの関連を考える場合も、単純な人口増減だけではなく、前ページの転入・転出、単身世帯数、次ページの年齢構成を重ねることで、大阪府内の地域差をより具体的に捉えることができます。

大阪府の対応地域

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引越しについて

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上記の大阪府43市町村の統計とは別に、堺市の区別の単身引越しページを案内します。