愛媛県20市町の人口増減・人口増減率比較

愛媛県20市町について、2020年から2025年までの5年間の人口増減数と人口増減率を比較します。

単純な人口規模だけではなく、「その地域の人口がどの程度の速さで増えているか、減っているか」を見ることで、地域ごとの人口動向の違いが分かります。

このページでは、2020年国勢調査と2025年国勢調査の愛媛県地方集計結果を使用し、愛媛県内20市町を同じ基準で比較します。

愛媛県20市町の人口増減・人口増減率一覧

人口増減率は、

(2025年人口-2020年人口)÷2020年人口×100

で表します。

市町2020年人口2025年人口5年間の人口増減人口増減率
松山市511,192人497,041人-14,151人-2.77%
今治市151,672人141,735人-9,937人-6.55%
宇和島市70,809人62,715人-8,094人-11.43%
八幡浜市31,987人28,473人-3,514人-10.99%
新居浜市115,938人108,640人-7,298人-6.29%
西条市104,791人98,665人-6,126人-5.85%
大洲市40,575人37,365人-3,210人-7.91%
伊予市35,133人33,460人-1,673人-4.76%
四国中央市82,754人77,151人-5,603人-6.77%
西予市35,388人31,551人-3,837人-10.84%
東温市33,903人32,781人-1,122人-3.31%
上島町6,509人5,808人-701人-10.77%
久万高原町7,404人6,301人-1,103人-14.90%
松前町29,630人29,004人-626人-2.11%
砥部町20,480人19,597人-883人-4.31%
内子町15,322人13,724人-1,598人-10.43%
伊方町8,397人7,077人-1,320人-15.72%
松野町3,674人3,312人-362人-9.85%
鬼北町9,682人8,638人-1,044人-10.78%
愛南町19,601人17,050人-2,551人-13.01%

出典:愛媛県「令和7年国勢調査 地方集計結果」、総務省統計局「令和2年国勢調査」

※2025年の数値は、愛媛県が国勢調査関係書類を基に独自集計した地方集計結果です。総務省統計局が今後公表する確定値とは異なる場合があります。

人口減少数が大きい市町ランキング

2020年から2025年までの5年間で、人口減少数が大きかった市町を順に見ると次のようになります。

順位市町5年間の人口増減
1位松山市-14,151人
2位今治市-9,937人
3位宇和島市-8,094人
4位新居浜市-7,298人
5位西条市-6,126人
6位四国中央市-5,603人
7位西予市-3,837人
8位八幡浜市-3,514人
9位大洲市-3,210人
10位愛南町-2,551人

人口減少数が最も大きかったのは松山市で、2020年の511,192人から2025年には497,041人となり、5年間で14,151人減少しました。

続いて今治市が9,937人、宇和島市が8,094人、新居浜市が7,298人、西条市が6,126人減少しています。

ただし、人口減少数はもともとの人口規模が大きい地域ほど大きくなりやすいため、地域間を比較する場合は人口増減率も合わせて見る必要があります。

人口減少率が高い市町ランキング

人口規模に対して、5年間で人口がどの程度減少したかを示す人口減少率では、順位が大きく変わります。

順位市町人口増減率
1位伊方町-15.72%
2位久万高原町-14.90%
3位愛南町-13.01%
4位宇和島市-11.43%
5位八幡浜市-10.99%
6位西予市-10.84%
7位鬼北町-10.78%
8位上島町-10.77%
9位内子町-10.43%
10位松野町-9.85%

人口減少率が最も高かったのは伊方町で、2020年の8,397人から2025年には7,077人となり、5年間で15.72%減少しました。

久万高原町も14.90%、愛南町も13.01%の減少となっています。

人口減少数では県内最大の松山市ですが、減少率は2.77%で、人口規模の小さい町や南予地域の自治体と比べると減少率は低くなっています。

20市町すべてで人口が減少

2020年から2025年までの5年間では、愛媛県内20市町すべてで人口が減少しました。

人口が増加した市町はありません。

愛媛県全体では、

2020年 1,334,841人

2025年 1,260,088人

となり、5年間で74,753人減少しました。

人口減少率は5.60%です。

愛媛県全体で見ると、5年間で人口のおよそ18人に1人に相当する規模が減少したことになります。

人口減少率10%以上は9市町

5年間の人口減少率が10%以上となったのは、次の9市町です。

市町人口減少率
伊方町15.72%
久万高原町14.90%
愛南町13.01%
宇和島市11.43%
八幡浜市10.99%
西予市10.84%
鬼北町10.78%
上島町10.77%
内子町10.43%

市では宇和島市、八幡浜市、西予市の3市、町では伊方町、久万高原町、愛南町、鬼北町、上島町、内子町の6町です。

愛媛県20市町のうち、ほぼ半数にあたる9市町で、わずか5年間に人口の10%以上が減少しています。

人口減少率が比較的低い市町

人口は全20市町で減少していますが、減少率には大きな差があります。

減少率が比較的低かった市町は次のとおりです。

順位市町人口増減率
1位松前町-2.11%
2位松山市-2.77%
3位東温市-3.31%
4位砥部町-4.31%
5位伊予市-4.76%

最も減少率が低かったのは松前町の2.11%でした。

松山市が2.77%、東温市が3.31%、砥部町が4.31%、伊予市が4.76%と続いています。

松山市とその周辺に位置する中予地域では、県内の他地域と比較すると人口減少率が比較的低くなっています。

東予・中予・南予で人口減少率を比較

愛媛県を東予・中予・南予の3地域に分けると、2020年から2025年の人口増減は次のようになります。

地域2020年人口2025年人口人口増減人口増減率
東予461,664人431,999人-29,665人-6.43%
中予637,742人618,184人-19,558人-3.07%
南予235,435人209,905人-25,530人-10.84%

最も人口減少率が高いのは南予地域の10.84%です。

東予地域は6.43%、中予地域は3.07%となっています。

中予には松山市、伊予市、東温市、久万高原町、松前町、砥部町が含まれます。

県庁所在地の松山市とその周辺自治体を含む中予では、他の2地域と比べると人口減少率が抑えられています。

一方、宇和島市、八幡浜市、西予市、愛南町、伊方町などを含む南予では、5年間で人口が1割以上減少しています。

人口減少と単身引越しの関係

人口が減少しているからといって、引越しそのものが発生しなくなるわけではありません。

人口減少の過程では、

  • 進学による転出
  • 就職による転出
  • 転勤
  • 単身赴任
  • 高齢者世帯から単身世帯への変化
  • 実家からの独立
  • 市町外への住み替え
  • 松山市など都市部への移動
  • 愛媛県外への転出

など、さまざまな人口移動が発生します。

特に人口減少率の高い地域では、人口の自然減だけではなく、若年層を中心とした地域外への移動も人口構造に影響します。

そのため、単身引越し需要を考える場合には、人口増減だけで判断せず、転入・転出、単身世帯数、年齢構成、住宅構成などを合わせて見る必要があります。

愛媛県の人口増減まとめ

2020年から2025年までの5年間で、愛媛県の人口は1,334,841人から1,260,088人へ減少しました。

減少数は74,753人、減少率は5.60%です。

20市町すべてで人口が減少し、9市町では5年間の人口減少率が10%を超えました。

人口減少数では松山市が最も大きい一方、人口減少率では伊方町、久万高原町、愛南町などが高くなっています。

地域別では中予の減少率が3.07%と比較的低い一方、南予では10.84%減となっており、愛媛県内でも人口動向には大きな地域差があります。

人口規模、人口増減、転入・転出、単身世帯数などを組み合わせて見ることで、愛媛県内各地域の人口構造と人の移動をより詳しく把握できます。

愛媛県の単身引越し

愛媛県の単身引越し

愛媛県の対応地域

愛媛県の地域統計・関連ページ

引越しについて

引越しテーマを目的別に見る