山口県19市町の人口増減・人口増減率比較

人口増減を見るときは、単純に何人増えた・減っただけではなく、もともとの人口規模に対して何%変化したのかを見ることも重要です。

このページでは、2020年国勢調査と2025年国勢調査速報を比較し、山口県19市町の5年間の人口増減数と人口増減率を整理します。

山口県全体では、

  • 2020年人口 1,342,059人
  • 2025年人口 1,264,006人
  • 人口増減 ▲78,053人
  • 人口増減率 ▲5.8%

となっています。

山口県19市町の人口増減

市町2020年人口2025年人口人口増減人口増減率
下関市255,051人237,892人▲17,159人▲6.7%
宇部市162,570人152,811人▲9,759人▲6.0%
山口市193,966人190,438人▲3,528人▲1.8%
萩市44,626人39,786人▲4,840人▲10.8%
防府市113,979人109,723人▲4,256人▲3.7%
下松市55,887人55,052人▲835人▲1.5%
岩国市129,125人119,618人▲9,507人▲7.4%
光市49,798人46,329人▲3,469人▲7.0%
長門市32,519人28,832人▲3,687人▲11.3%
柳井市30,799人28,533人▲2,266人▲7.4%
美祢市23,247人20,145人▲3,102人▲13.3%
周南市137,540人131,201人▲6,339人▲4.6%
山陽小野田市60,326人56,571人▲3,755人▲6.2%
周防大島町14,798人12,854人▲1,944人▲13.1%
和木町6,034人5,437人▲597人▲9.9%
上関町2,342人1,893人▲449人▲19.2%
田布施町14,483人13,395人▲1,088人▲7.5%
平生町11,914人10,791人▲1,123人▲9.4%
阿武町3,055人2,705人▲350人▲11.5%

出典:山口県「令和7年国勢調査 地方集計(山口県分結果速報)」

19市町すべてで人口減少

2020年から2025年までの5年間で、山口県では19市町すべてで人口が減少しました。

人口が増加した市町はありません。

県全体では78,053人減少し、人口減少率は▲5.8%となっています。

市部全体では、

  • 2020年 1,289,433人
  • 2025年 1,216,931人
  • 増減 ▲72,502人
  • 増減率 ▲5.6%

町部全体では、

  • 2020年 52,626人
  • 2025年 47,075人
  • 増減 ▲5,551人
  • 増減率 ▲10.5%

となっています。

町部では、市部より人口減少率が大きくなっています。

人口減少数が最も大きいのは下関市

人口減少数が最も大きいのは、下関市の▲17,159人です。

続いて、

  1. 下関市 ▲17,159人
  2. 宇部市 ▲9,759人
  3. 岩国市 ▲9,507人
  4. 周南市 ▲6,339人
  5. 萩市 ▲4,840人
  6. 防府市 ▲4,256人
  7. 山陽小野田市 ▲3,755人
  8. 長門市 ▲3,687人
  9. 山口市 ▲3,528人
  10. 光市 ▲3,469人

となっています。

下関市だけで5年間に1万7千人以上減少しています。

ただし、人口減少「数」はもともとの人口規模が大きい都市ほど大きくなりやすいため、人口増減率も合わせて見る必要があります。

人口減少率が最も高いのは上関町

人口規模に対する減少率では、上関町の▲19.2%が最も高くなっています。

続いて、

  1. 上関町 ▲19.2%
  2. 美祢市 ▲13.3%
  3. 周防大島町 ▲13.1%
  4. 阿武町 ▲11.5%
  5. 長門市 ▲11.3%
  6. 萩市 ▲10.8%
  7. 和木町 ▲9.9%
  8. 平生町 ▲9.4%

となっています。

上関町では2020年の2,342人から2025年には1,893人となり、5年間で人口の約5分の1が減少しました。

下松市は人口減少率が最も小さい

人口減少率が最も小さいのは下松市の▲1.5%です。

下松市は、

  • 2020年 55,887人
  • 2025年 55,052人
  • 人口減少 ▲835人

となっています。

続いて減少率が小さいのは、

  • 山口市 ▲1.8%
  • 防府市 ▲3.7%
  • 周南市 ▲4.6%
  • 宇部市 ▲6.0%
  • 山陽小野田市 ▲6.2%

です。

山口県全体が▲5.8%であることを考えると、特に下松市と山口市は比較的人口を維持している地域といえます。

人口減少数と人口減少率は別々に見る必要がある

例えば下関市では、人口が17,159人減少しており、減少数では県内最大です。

一方、人口減少率は▲6.7%です。

上関町は人口減少数では449人ですが、人口規模が小さいため、人口減少率は▲19.2%と県内最大になります。

つまり、

人口減少数が大きい=人口減少率も高い

とは限りません。

地域間を比較するときは、

何人減ったか

と

人口全体の何%が減ったか

の両方を見ることが重要です。

人口が減少していても引越しが少ないとは限らない

人口減少と引越し件数は同じものではありません。

前ページの転入・転出データを見ると、人口が減少している地域でも毎年多くの人が転入・転出しています。

例えば山口市は2020年から2025年までの人口減少率が▲1.8%と比較的小さい一方で、2025年だけでも転入・転出を合わせて1万人を超える人口移動があります。

下関市や宇部市、周南市、岩国市なども同様です。

そのため単身引越しとの関係を見る場合には、

  • 人口規模
  • 人口増減数
  • 人口増減率
  • 転入者数
  • 転出者数
  • 単身世帯数

を組み合わせて見ることが重要です。

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