兵庫県の単身引越し・地域統計データベース|41市町の人口・世帯・転入転出を比較

兵庫県の単身引越し・地域統計データベース

兵庫県には、神戸市をはじめとする29市12町、合計41市町があります。村はありません。

兵庫県は、神戸・阪神の大都市圏から、播磨、但馬、丹波、淡路まで、人口規模、世帯構成、人口移動、年齢構成、住宅事情が大きく異なる地域を一つの県内に含んでいます。

このページでは、兵庫県41市町について、

  • 人口・世帯数
  • 単身世帯数・単身世帯率
  • 転入・転出・社会増減
  • 人口増減・人口増減率
  • 年齢構成・高齢化率
  • 住宅・持ち家・借家

の6分野から比較し、兵庫県内の地域差を一つの統計データベースとして整理します。

兵庫県公式の地域区分では、県内を神戸、阪神南、阪神北、東播磨、北播磨、中播磨、西播磨、但馬、丹波、淡路の10地域に分けています。県内には瀬戸内海側の大都市・工業地域、日本海側の但馬、内陸部の丹波、淡路島など、性格の大きく異なる地域があります。

兵庫県は29市12町の41市町

兵庫県の市町数は、29市12町=41市町です。現在の市町数は2006年以降41市町となっています。

県公式の10地域区分に沿って見ると、次のようになります。

神戸地域

神戸地域は神戸市1市です。

  • 神戸市

神戸市は兵庫県庁所在地で、県内最大の都市です。

県全体の人口・単身世帯・転入転出・借家などを見る際には、神戸市が県平均へ与える影響が非常に大きいため、県平均と他市町を分けて考える必要があります。

神戸市内にも9区があり、都市中心部、臨海部、郊外住宅地、北部・西部など地域差がありますが、この統計シリーズでは原則として市町単位で比較します。

阪神南地域

阪神南地域は3市です。

  • 尼崎市
  • 西宮市
  • 芦屋市

阪神南地域は、大阪府と神戸市の間に位置する都市化の進んだ地域です。兵庫県公式でも尼崎市、西宮市、芦屋市の3市で構成される地域として区分されています。

人口密度、世帯数、単身世帯、民営借家、人口移動など、大都市圏型の特徴がどの程度表れているかが重要な比較点になります。

同じ阪神南でも、尼崎市、西宮市、芦屋市では人口規模や住宅構成が同じとは限りません。

阪神北地域

阪神北地域は4市1町、5市町です。

  • 伊丹市
  • 宝塚市
  • 川西市
  • 三田市
  • 猪名川町

阪神北地域は大阪・神戸に近い市街地を持つ一方、北部には山林や里山も広がる地域です。県公式では伊丹市、宝塚市、川西市、三田市、猪名川町で構成されています。

人口増減や年齢構成を見るときには、大都市近郊住宅地として発展した地域の現在の変化にも注目します。

東播磨地域

東播磨地域は3市2町、5市町です。

  • 明石市
  • 加古川市
  • 高砂市
  • 稲美町
  • 播磨町

兵庫県南部の播磨地域東部に位置し、明石市、加古川市、高砂市など人口規模の大きい都市を含みます。

県公式では、南部が播磨臨海工業地帯の中央に位置し、製造業が盛んな地域として紹介されています。

明石市の人口動向、加古川市の世帯構成、臨海部と内陸部の住宅構成など、市町による違いを確認します。

北播磨地域

北播磨地域は5市1町、6市町です。

  • 西脇市
  • 三木市
  • 小野市
  • 加西市
  • 加東市
  • 多可町

北播磨は兵庫県のほぼ中央に位置し、都市部だけでなく農村・山間地域も含みます。

人口減少、高齢化、持ち家率、単身世帯率などを組み合わせることで、神戸・阪神地域とは異なる人口・住宅構造を見ることができます。

中播磨地域

中播磨地域は1市3町、4市町です。

  • 姫路市
  • 市川町
  • 福崎町
  • 神河町

姫路市と神崎郡3町から構成されます。

姫路市は兵庫県西部を代表する大都市である一方、市川町、福崎町、神河町では人口規模や年齢構成、住宅所有関係が大きく異なる可能性があります。

県公式でも、中播磨は臨海部では工業や漁業、山間部では農林業が盛んな地域とされています。

西播磨地域

西播磨地域は4市3町、7市町です。

  • 相生市
  • 赤穂市
  • 宍粟市
  • たつの市
  • 太子町
  • 上郡町
  • 佐用町

兵庫県西部に位置し、岡山県・鳥取県方面と接する地域を含みます。

市街地、瀬戸内海沿岸部、内陸・山間部があり、市町ごとの人口規模や高齢化率、住宅構成には大きな違いが考えられます。

人口減少率だけでなく、転出者・転入者の絶対数や単身世帯の構成も合わせて見る必要があります。

但馬地域

但馬地域は3市2町、5市町です。

  • 豊岡市
  • 養父市
  • 朝来市
  • 香美町
  • 新温泉町

但馬地域は兵庫県北部、日本海側に位置します。

神戸・阪神などの大都市圏とは人口密度、年齢構成、住宅所有形態が大きく異なる地域です。

県公式では、山々と日本海に囲まれた自然環境の豊かな地域として紹介されています。

高齢化率や人口減少率が高い場合でも、進学、就職、転勤、地域外転出などによる人口移動そのものがなくなるわけではありません。

丹波地域

丹波地域は2市です。

  • 丹波篠山市
  • 丹波市

丹波地域は内陸部に位置し、丹波篠山市と丹波市の2市で構成されます。

農村・田園地域を広く含み、神戸・阪神地域とは異なる持ち家率、年齢構成、世帯規模が表れる可能性があります。

県公式でも、豊かな自然と田園風景が特徴的な地域として紹介されています。

淡路地域

淡路地域は3市です。

  • 洲本市
  • 南あわじ市
  • 淡路市

淡路島全域を構成する3市です。

本州側の市町とは地理的条件が異なるため、人口減少、年齢構成、持ち家率、人口移動などを独立して見る意味があります。

県公式では淡路地域を、自然環境と農水産業など多様な地域資源を持つ地域として紹介しています。

2025年国勢調査速報を人口比較に使用できる

兵庫県は2026年5月22日に、2025年10月1日現在の令和7年国勢調査速報結果を県独自集計として公表しています。

速報値では兵庫県全体の人口は、

5,323,825人

世帯数は、

2,462,107世帯

です。

県は市区町別の人口・世帯数も公表しているため、この統計シリーズの、

2/7「兵庫県41市町の人口・世帯数比較」

および、

5/7「兵庫県41市町の人口増減・人口増減率比較」

では、原則として2020年国勢調査と2025年国勢調査速報を使用します。

なお、この2025年値は兵庫県による県独自の速報集計であり、今後総務省統計局が公表する確定値と異なる場合があります。

兵庫県41市町の人口・世帯数比較

「兵庫県41市町の人口・世帯数比較」では、2025年国勢調査速報を使い、

  • 人口
  • 世帯数
  • 1世帯当たり人員

を全41市町で比較します。

兵庫県では神戸市をはじめ、尼崎市、西宮市、姫路市、明石市、加古川市など人口規模の大きい都市がある一方、人口数千人から1万人規模の町もあります。

人口ランキングだけでなく、

  • 世帯数ランキング
  • 1世帯当たり人員
  • 最大都市の県内占有率
  • 人口が減少しても世帯数が増えている地域

などを見ることで、人口規模だけでは見えない世帯構造を確認します。

兵庫県41市町の単身世帯数・単身世帯率比較

「兵庫県41市町の単身世帯数・単身世帯率比較」では、原則として2020年国勢調査の「単独世帯」を使います。

単身世帯率は、

単独世帯数÷一般世帯数×100

で統一します。

神戸市や尼崎市、西宮市、姫路市などでは単身世帯「数」が大きくなりやすい一方、小規模市町でも単身世帯「率」が高い場合があります。

単身世帯数と単身世帯率は別の指標として比較します。

また、高齢単身世帯と若年・現役世代の単身世帯を可能な範囲で区別し、後の年齢構成統計とも接続します。

兵庫県41市町の転入・転出・社会増減比較

「兵庫県41市町の転入・転出・社会増減比較」では、全41市町を同じ1年間で統一し、

  • 転入者数
  • 転出者数
  • 社会増減
  • 転入超過
  • 転出超過
  • 実際の人口移動規模

を比較します。

社会減だから引越し需要が少ないとは限りません。

例えば転入5,000人、転出5,500人なら社会増減は-500人ですが、実際には合計10,500人の人口移動があります。

転出そのものも住宅移動であり、進学、就職、転勤、単身赴任などに伴う単身引越しにつながる場合があります。

兵庫県41市町の人口増減・人口増減率比較

「兵庫県41市町の人口増減・人口増減率比較」では、

2020年国勢調査

と、

2025年国勢調査速報

を比較します。

確認するのは、

  • 人口増減数
  • 人口増減率
  • 人口増加自治体
  • 人口減少自治体
  • 減少数ランキング
  • 減少率ランキング
  • 10%以上減少した自治体
  • 比較的人口を維持した自治体

です。

兵庫県では大都市から山間部・島しょ部まで人口規模が大きく異なるため、「何人減ったか」と「何%減ったか」は必ず分けて見る必要があります。

兵庫県41市町の年齢構成・高齢化率比較

「兵庫県41市町の年齢構成・高齢化率比較」では、

  • 0~14歳人口
  • 15~64歳人口
  • 65歳以上人口
  • 年少人口割合
  • 生産年齢人口割合
  • 高齢化率

を比較します。

神戸・阪神などの都市部と、但馬、丹波、西播磨などでは年齢構成が大きく異なる可能性があります。

また、高齢化率が上昇しているからといって、高齢者人口そのものが必ず増えているとは限りません。

若年人口や生産年齢人口がより速く減少すれば、高齢者数が減っていても高齢化率は上昇します。

3/7の単身世帯統計と組み合わせ、高齢単身世帯との関係も確認します。

兵庫県41市町の住宅・持ち家・借家比較

「兵庫県41市町の住宅・持ち家・借家比較」では、原則として2020年国勢調査の「住宅の所有の関係別一般世帯数」を使います。

主に、

  • 持ち家
  • 公営・都市再生機構・公社の借家
  • 民営借家
  • 給与住宅
  • 間借り

を比較します。

借家は原則として、

公営等の借家+民営借家+給与住宅

として扱い、間借りは別にします。

持ち家率が低い地域でも、その残りがすべて民営借家とは限りません。

特に公営住宅や給与住宅の割合が高い地域では、同じ借家率でも住宅市場の中身が大きく異なります。

神戸・阪神と但馬・丹波・淡路を同じ平均だけで見ない

兵庫県の特徴は、地域差が非常に大きいことです。

県公式も、自然・文化・産業などが地域によって大きく異なるため、県内を10地域に分けて紹介しています。

神戸・阪神地域では大都市型の単身世帯や民営借家、活発な人口移動が現れる可能性があります。

一方、但馬、丹波、西播磨などでは、

  • 人口減少
  • 高齢化
  • 持ち家中心
  • 高齢単身世帯

といった別の地域構造が表れる可能性があります。

淡路地域も島という地理条件があり、本州側とは異なる人口・住宅構造を持つ可能性があります。

これらは今後の各統計で実際の数字を確認します。

6つの統計を組み合わせて兵庫県を見る

地域を見るとき、一つの統計だけでは十分ではありません。

例えば、

人口減少+世帯数増加
→ 世帯の小規模化が進んでいる可能性

単身世帯率高+高齢化率高
→ 高齢単身世帯の存在が大きい可能性

単身世帯率高+民営借家率高
→ 賃貸住宅に暮らす単身世帯が多い可能性

転入・転出ともに多い
→ 人口の入れ替わりが活発な地域

高齢化率高+持ち家率高
→ 高齢者が持ち家に暮らしている比重が大きい可能性

など、複数の統計を重ねることで地域構造が見えてきます。

ただし、統計上同時に存在する特徴だけから因果関係までは断定しません。

兵庫県の単身引越しを統計から考える

兵庫県には神戸・阪神の大都市圏だけでなく、播磨、但馬、丹波、淡路まで多様な地域があります。

そのため単身引越しについても、

  • 進学
  • 就職
  • 転職
  • 転勤
  • 単身赴任
  • 一人暮らしの開始
  • 賃貸住宅間の住み替え
  • 高齢者の住み替え
  • 県内移動
  • 県外転入
  • 県外転出

など、地域によって異なる人口移動が考えられます。

人口が減少している地域でも、地域外へ転出する人は実際に引越しをしています。

反対に人口増加地域でも、転出者が存在しないわけではありません。

人口増減だけで引越し需要を判断せず、単身世帯、人口移動、年齢、住宅まで組み合わせて見ることが重要です。

まとめ

兵庫県は29市12町、合計41市町で構成されています。

県公式の地域区分では、

  • 神戸
  • 阪神南
  • 阪神北
  • 東播磨
  • 北播磨
  • 中播磨
  • 西播磨
  • 但馬
  • 丹波
  • 淡路

の10地域です。

さらに2025年国勢調査については、兵庫県が市区町別人口・世帯数を含む速報結果をすでに公表しており、県全体では人口5,323,825人、世帯数2,462,107世帯となっています。

今後、

人口・世帯
単身世帯
転入・転出
人口増減
年齢構成
住宅所有関係

の順に41市町を同じ基準で比較し、それぞれの統計をつなげながら兵庫県の地域構造を確認していきます。

出典

出典:兵庫県「兵庫県の概要について」

出典:兵庫県「統計に関するリンク集・兵庫県下の市町(29市12町)」

出典:兵庫県「地域のようす」

出典:兵庫県「令和7年国勢調査速報結果(県独自集計)」

※2025年国勢調査の人口・世帯数は兵庫県による県独自の速報値です。今後、総務省統計局から公表される数値と異なる場合があります。

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