家具が玄関を通らないとき|分解・扉外し・別ルートで搬出

家具が玄関を通らないとき|分解・扉外し・別ルートで搬出

引越しでは、家具そのものの大きさだけでなく、玄関・廊下・階段・曲がり角の広さによって搬出できるかどうかが変わります。私は、家具がそのまま通らない場合も、向きの変更や分解、別ルートなどを確認しながら安全な搬出方法を考えます。

引越しでは、部屋の中にある家具を見ただけでは「玄関から出せる」と判断できないことがあります。

購入したときは家具を組み立てた状態ではなく、部屋の中で組み立てている場合があります。

また、

  • 家具を置いたあとに玄関ドアを交換した
  • 廊下や階段に手すりが付いた
  • 家具の向きを変えるスペースが少ない
  • 引き出しや扉が付いた状態では重い
  • 曲がり角で家具を回せない
  • 新居では入ったが、旧居では搬出経路が違う

など、さまざまな理由で搬出できないことがあります。

特に、大型の食器棚、タンス、ベッド、棚、冷蔵庫などは、家具そのものの寸法だけではなく、玄関・廊下・階段・曲がり角まで含めて確認することが大切です。

まずは家具の向きと角度を変えて確認します

家具がそのまま正面を向いた状態で通らなくても、向きを変えることで通せる場合があります。

例えば、

  • 横向きにする
  • 縦向きにする
  • 少し斜めにする
  • 家具の上側を先に通す
  • 玄関の外側で向きを変える
  • 部屋の中で一度回転させる

などです。

ただし、家具が大きいほど、途中で向きを変えるための空間が必要です。

寸法上は玄関ドアより家具の幅が小さくても、廊下や玄関前に十分なスペースがなければ通せない場合があります。

引き出しや棚板を外すだけで軽くなることがあります

タンスや収納家具では、引き出しを全部入れたまま運ぶ必要はありません。

引き出しや棚板を外すことで、

  • 家具本体が軽くなる
  • 持ちやすくなる
  • 家具の重心が安定しやすくなる
  • 引き出しが飛び出す心配が減る

といったメリットがあります。

ただし、家具によっては引き出しが簡単に外れない構造もあります。

無理に引っ張ってレールやストッパーを壊さないように注意します。

玄関ドアを一時的に外すことで通せる場合があります

家具と玄関の寸法がわずかに合わない場合、玄関ドアそのものを一時的に外すことで通路幅を広げられる場合があります。

ドアを開けた状態でも、

  • ドア本体
  • 蝶番
  • ドアクローザー
  • 取っ手

などが搬出の邪魔になることがあります。

ただし、すべての玄関ドアを簡単に取り外せるわけではありません。

賃貸住宅やマンションの場合は、建物設備を勝手に外せない場合もあります。

取り外しが必要になりそうな場合は、事前にご相談ください。

郵便受けや玄関まわりの部品が邪魔になる場合があります

玄関ドアの内側に大きな郵便受けや突起物が付いている住宅では、その数センチが原因で家具が通らない場合があります。

取り外せる構造であれば一時的に外すことを検討することもありますが、建物設備のため、勝手に作業できない場合があります。

無理にぶつけながら家具を押し出すことはしません。

階段の手すりが原因になる場合もあります

階段から大型家具を搬出するときは、階段幅だけでは判断できません。

特に曲がり階段では、

  • 手すり
  • 壁
  • 天井
  • 踊り場
  • 階段の角度

が影響します。

立てたり倒したりしながら方向を変える必要があるため、手すりの数センチが大きく影響することがあります。

取り外し可能な手すりであっても、建物設備なので、必要な場合は事前確認が必要です。

家具を分解すれば搬出できる場合があります

ベッド、棚、組み立て家具などは、分解することで小さくできる場合があります。

例えば、

などです。

分解できる家具であれば、無理に完成状態のまま運ぶより安全です。

ただし、長期間使用した組み立て家具は、ネジや接合部が固くなっていたり、逆に弱くなっていたりすることがあります。

一度分解すると、再組み立て時に元の強度へ戻らない家具もあります。

分解できない家具もあります

すべての家具が分解できるわけではありません。

接着剤で固定されている家具や、一体構造の家具は、無理に分解すると破損します。

「ネジが見えるから外せる」とは限りません。

家具の構造を見て、無理に分解しないことが重要です。



玄関以外の出口から搬出できる場合があります

玄関から出せなくても、別の出口を使えることがあります。

例えば、

  • 掃き出し窓
  • ベランダ側の大きな窓
  • 勝手口
  • 1階の別室の窓

などです。

ただし、窓の外に段差がある、地面が不安定、窓枠を傷つける可能性がある場合などは、安全に作業できるか確認します。

2階以上の窓やベランダから吊り下げでの搬出作業にはご対応できません。

「数センチだから押せば通る」は危険です

  • 家具の角が壁へ当たる
  • ドア枠を傷つける
  • 家具表面が削れる
  • 家具が途中で動かなくなる
  • 作業者が手を挟む

などの危険があります。

無理に押し込む作業は行いません。

安全に通せないと判断した場合は、別の方法を考えます。

引越し前に家具と通路を測っておくと安心です

大型家具がある場合は、事前に寸法を確認しておくと当日の判断がしやすくなります。

測っていただきたいのは、

家具

  • 幅
  • 奥行
  • 高さ

搬出経路

  • 玄関ドアの有効幅
  • 廊下の一番狭いところ
  • 室内ドア
  • 階段幅
  • 踊り場
  • 曲がり角
  • 天井高さ

です。

家具だけ測っても、通路が分からなければ判断できません。

写真があると事前判断しやすくなります

寸法だけでは分かりにくい場合があります。

そのため、

  • 家具全体
  • 家具から玄関まで
  • 玄関
  • 廊下
  • 階段
  • 曲がり角
  • 手すり
  • 新居側の搬入経路

などの写真があると判断しやすくなります。

大型家具の場合は、見積もり時に写真を送っていただくことをおすすめします。

当日になって搬出できない場合は無理に進めません

事前情報では搬出できると考えていても、現場で実際に確認すると通せない場合があります。

その場合は、

  • 向きを変える
  • 引き出しなどを外す
  • 分解する
  • 扉や部品の取り外しを検討する
  • 別出口を確認する
  • 運搬自体を見送る

などから安全な方法を考えます。

家具や建物を壊す可能性が高い状態で、無理に作業を進めることはありません。

扉や家具の分解作業が必要な場合は料金が変わることがあります

通常の搬出・搬入以外に、

  • 分解部品の多い家具分解
  • 建物設備の取り外し
  • 特別な搬出方法
  • 作業時間が大きく増える作業

が必要な場合は、通常の作業内容とは条件が変わることがあります。

分解や取り外しが必要になりそうな家具がある場合は、できるだけ見積もり時にお知らせください。

大型家具は「入るか」より先に「安全に運べるか」を確認します

引越しでは、数値上通るかどうかだけでなく、

安全に持てるか、安全に向きを変えられるか、家具と建物を傷つけずに通せるか

まで確認する必要があります。

Nシードは基本1名作業のため、大型家具についてはお客様へ最低限のお手伝いをお願いする場合があります。

無理な搬出は行わず、実際の家具と建物条件を見ながら判断します。


搬出できるか事前に確認したい場合は、電話・LINEでご相談ください。


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