家庭で使われるエネルギーには、冷暖房、給湯、照明、家電などさまざまな用途があります。
このページでは、エアコンクリーニングの対応地域について、家庭部門のCO₂排出量を世帯数で割り、「1世帯あたり家庭部門CO₂排出量」として比較します。
この数値はエアコンだけのCO₂排出量ではありません。
家庭全体のエネルギー利用によるCO₂排出量を1世帯あたりに換算したもので、地域ごとの家庭におけるエネルギー利用環境を見るための一つの参考データです。
また、使用できる公表資料の年度が地域によって異なるため、完全に同じ年度での比較ではありません。
1世帯あたり家庭部門CO₂排出量を地域別に比較
| 地域 | 対象年度 | 1世帯あたり家庭部門CO₂排出量 |
|---|---|---|
| 益田市 | 2022年度 | 約4.6t-CO₂/世帯・年 |
| 東広島市 | 2022年度 | 約3.2t-CO₂/世帯・年 |
| 福山市 | 2022年度 | 約3.1t-CO₂/世帯・年 |
| 竹原市 | 2022年度 | 約3.1t-CO₂/世帯・年 |
| 大崎上島町 | 2022年度 | 約3.1t-CO₂/世帯・年 |
| 世羅町 | 2021年度 | 約2.9t-CO₂/世帯・年 |
| 三原市 | 2021年度 | 約2.8t-CO₂/世帯・年 |
| 尾道市 | 2019年度 | 約2.7t-CO₂/世帯・年 |
| 府中市 | 2023年度 | 約2.7t-CO₂/世帯・年(参考値) |
| 三次市 | 2023年度 | 約2.6t-CO₂/世帯・年(参考値) |
| 笠岡市 | 2023年度 | 約2.7t-CO₂/世帯・年(参考値) |
| 倉敷市 | 2023年度 | 約2.7t-CO₂/世帯・年(参考値) |
| 総社市 | 2023年度 | 約3.0t-CO₂/世帯・年(参考値) |
| 井原市 | 2022年度 | 約3.17t-CO₂/世帯・年 |
| 庄原市 | 2023年度 | 約2.60t-CO₂/世帯・年 |
| 浅口市 | 2022年度 | 約3.20t-CO₂/世帯・年 |
| 神石高原町 | 2022年度 | 約3.11t-CO₂/世帯・年 |
| 高梁市 | 2022年度 | 約3.21t-CO₂/世帯・年 |
| 矢掛町 | 2022年度 | 約3.20t-CO₂/世帯・年 |
| 里庄町 | 2023年度 | 約2.78t-CO₂/世帯・年 |
| 新見市 | 2022年度 | 約3.1t-CO₂/世帯・年(参考値) |
| 呉市 | 2023年度 | 約2.6t-CO₂/世帯・年(参考値) |
| 安芸高田市 | 2022年度 | 約3.2t-CO₂/世帯・年 |
| 府中町 | 2022年度 | 約3.1t-CO₂/世帯・年 |
| 海田町 | 2023年度 | 約2.6t-CO₂/世帯・年 |
| 熊野町 | 2022年度 | 約3.0t-CO₂/世帯・年(参考値) |
| 坂町 | 2022年度 | 約2.9t-CO₂/世帯・年(参考値) |
27地域の1世帯あたり家庭部門CO₂排出量を見ると、掲載値はおおむね約2.6~3.2t-CO₂/世帯・年の地域が多く、益田市は約4.6t-CO₂/世帯・年となっています。
追加地域では、高梁市が約3.21t-CO₂、浅口市・矢掛町が約3.20t-CO₂、井原市が約3.17t-CO₂、神石高原町が約3.11t-CO₂となっています。一方、三次市・庄原市・呉市・海田町は約2.6t-CO₂です。
ただし、表には2019年度から2023年度まで異なる年度の数値が含まれており、一部は参考値です。そのため、数値の差を同じ時点における厳密な地域差として扱うことはできず、各地域の家庭部門CO₂排出量のおおよその水準を見るための比較として掲載しています。
益田市は約4.6t-CO₂/世帯・年
環境省の自治体排出量カルテでは、益田市の2022年度の家庭部門CO₂排出量は約9万7,000t-CO₂です。
2022年度末の21,167世帯で割ると、
97,000t-CO₂ ÷ 21,167世帯
= 約4.6t-CO₂/世帯・年
となります。
現在掲載している地域の中では大きな数値ですが、これだけでエアコンの使用量が多いと判断することはできません。
東広島市は約3.2t-CO₂/世帯・年
東広島市の2022年度の家庭部門CO₂排出量は約28万2,000t-CO₂です。
同時期の87,795世帯で割ると、
282,000t-CO₂ ÷ 87,795世帯
= 約3.2t-CO₂/世帯・年
となります。
福山市・竹原市・大崎上島町は約3.1t-CO₂
福山市の2022年度の家庭部門CO₂排出量は約67万t-CO₂です。
2022年12月末の213,860世帯で割ると、
670,000t-CO₂ ÷ 213,860世帯
= 約3.1t-CO₂/世帯・年
となります。
竹原市は2022年度の家庭部門CO₂排出量約3万8,000t-CO₂を、同時期の約12,078世帯で割り、約3.1t-CO₂/世帯・年です。
大崎上島町も、2022年度の家庭部門CO₂排出量約1万3,000t-CO₂を、2022年の4,193世帯で割ると約3.1t-CO₂/世帯・年となります。
同じ約3.1t-CO₂でも、自治体全体の排出量や世帯数は大きく異なります。
世羅町は約2.9t-CO₂/世帯・年
世羅町の2021年度の家庭部門CO₂排出量は約1万9,800t-CO₂です。
2021年12月末の6,773世帯で割ると、
19,800t-CO₂ ÷ 6,773世帯
= 約2.9t-CO₂/世帯・年
となります。
三原市は約2.8t-CO₂/世帯・年
三原市の2021年度の家庭部門CO₂排出量は約11万8,000t-CO₂です。
同年の42,023世帯で割ると、
118,000t-CO₂ ÷ 42,023世帯
= 約2.8t-CO₂/世帯・年
となります。
尾道市は約2.7t-CO₂/世帯・年
尾道市では、2019年度の家庭部門CO₂排出量約17万4,000t-CO₂を使用しています。
近い時期の世帯数約64,645世帯で割ると、
174,000t-CO₂ ÷ 64,645世帯
= 約2.7t-CO₂/世帯・年
となります。
尾道市はほかの地域より古い2019年度のデータを使用しているため、特に年度差に注意して比較する必要があります。
この数値はエアコンだけの排出量ではありません
家庭部門CO₂排出量には、エアコンによる冷暖房だけでなく、給湯、照明、家電など家庭全体のエネルギー利用が含まれます。
そのため、
「1世帯あたりCO₂排出量が多い地域ほどエアコンを多く使っている」
と判断することはできません。
反対に、数値が小さい地域だからエアコンの使用時間が短いと判断することもできません。
このページでは、エアコンを含む家庭全体のエネルギー利用環境を見るための一つの地域統計として掲載しています。
気温などの統計とあわせて見る
エアコンが使用される環境を考える場合、CO₂排出量だけを見るのではなく、これまで比較してきた気温などのデータとあわせて見ることが重要です。
この統計ページ群では、
夏の平均気温
夏の日最高気温平均
冬の平均気温
冬の日最低気温平均
真夏日日数
可住地平均標高
人工被覆率・都市化率
森林・農地等土地利用率
なども地域別に比較しています。
それぞれ単独でエアコンの使用状況を決める数値ではありませんが、複数の統計を見ることで地域ごとの生活環境をさまざまな角度から確認できます。
比較する際の注意
このページでは、地域ごとに入手できる家庭部門CO₂排出量と世帯数を使用しています。
対象年度は、
尾道市 2019年度
三原市・世羅町 2021年度
益田市・福山市・東広島市・竹原市・大崎上島町 2022年度
となっており、完全には統一されていません。
また、尾道市では家庭部門CO₂排出量と近い時期の世帯数を使用しています。
そのため、0.1t-CO₂単位の小さな差まで厳密な地域差として見るのではなく、おおよその水準を比較するための参考値としてご覧ください。
まとめ
現在掲載している27地域の1世帯あたり家庭部門CO₂排出量は、約2.6~4.6t-CO₂/世帯・年となっています。
ただし、地域によって対象年度が2019年度から2023年度まで異なるため、完全な同年度比較ではありません。
また、この数値はエアコンだけではなく、冷暖房、給湯、照明、家電など家庭全体のエネルギー利用によるCO₂排出量です。
エアコン利用環境については、夏・冬の気温や真夏日日数などの統計とあわせて見るための一つの資料として使用します。
今後、エアコンクリーニングの対応地域を追加した場合も、公表されている家庭部門CO₂排出量と世帯数を確認し、このページへ比較データを追加していきます。
出典
環境省「自治体排出量カルテ」、各自治体の地球温暖化対策関連資料、人口・世帯統計等を使用しています。
各地域で使用した具体的な年度、家庭部門CO₂排出量、世帯数、出典については、それぞれの地域ページに記載しています。
※地域によって対象年度が異なるため、完全な同一条件による比較ではありません。また、掲載値はエアコン単体のCO₂排出量ではありません。
