私としては、すべてのエアコンを一律に「何年かごとに1回」などと決める必要はないと思っています。
リビングなのか寝室なのか、1日に何時間くらい使うのか、冷房時の設定温度は高目か低めか、ペットがいるのかなどによって、エアコンの汚れ方はかなり変わります。
そのため、年数だけで判断するよりも、普段のお手入れをしたうえで、内部の汚れが気になってきたときにクリーニングするのが一番分かりやすいと思います。
リビングのエアコンなら2~3年に1回くらい
ご家庭で一番よく使うリビングのエアコンであれば、私なら2~3年に1回くらいをひとつの目安にします。
もちろん、使用時間、冷房時の設定温度によってかなり差があります。
夏場も必要な時間だけ使用するご家庭と、ほぼ一日中使用するご家庭、低めの温度でガンガンに冷やすご家庭では、同じ2年間でも内部の汚れ方は違います。
「2年経ったから必ずクリーニングする」というよりも、2~3年くらい経ったところで汚れが気になったら、という考え方で十分だと思います。
ペットがいて夏は24時間冷房なら1~2年に1回
ペットを飼われていて、夏場は24時間近く冷房を使用しているエアコンの場合は、使用時間が非常に長くなります。
このようなエアコンであれば、1~2年に1回くらいを目安にクリーニングを考えてもよいと思います。
ペットの毛やホコリなどもありますが、何より冷房を使っている時間そのものが長いため、一般的な使い方をしているエアコンより内部が汚れやすくなります。
寝室のエアコンなら5年目以降、気になったときでも
一方、寝室のエアコンは、リビングに比べると使用時間が短いかと思います。
そのような使い方であれば、私は5年目以降、汚れが気になってきた段階でクリーニングを考えるくらいでもよいと思っています。
「自分で掃除したけど、なんか残念」が依頼のタイミング
私は、クリーニングの時期を年数だけで決めるより、まずはご自身でできる範囲のお手入れをしてみていただくのがよいと思っています。
フィルターを掃除して、見える範囲のホコリも取った。
それでもエアコン全体を見て、
「なんか残念な仕上がりだな」
「送風ファンに付いているカビが気になるな」
と感じるようになったら、そのときがクリーニングを依頼するタイミングです。
普段のお手入れでは届かないところの汚れが気になってきたら、そこから先をエアコンクリーニングで解決するのが、費用対効果もよいかと思います。
一番おすすめなのは冷房を使い終わった秋
エアコンクリーニングを依頼する時期として私が一番おすすめしているのは、夏の冷房が終わり、涼しくなって「もうさすがに今年は冷房を使わないよね」という時期です。
エアコン内部のカビは、冷房を使用したときに室内機内部で発生する結露によって増えやすくなります。
そのため、夏の間にたくさん冷房を使った後、一度クリーニングして内部をきれいにしておくという考え方です。
その後に暖房を使用しても、暖房運転では室内機内部に冷房時のような結露は発生しません。
暖房運転そのものが原因でカビが増えることはありませんので、冷房シーズンが終わった後にきれいにしておけば、翌年に再び冷房を使い始めるまで、きれいな状態を保ちやすくなります。
夏前に慌ててクリーニングするよりも、夏に付いた汚れをその年の秋に落としておく。
私はこのタイミングが一番分かりやすいと思っています。
ノーマルエアコンは月1回を目安にフィルター掃除
普段のお手入れとして、ノーマルエアコンであれば、私は月に1回くらいフィルターを掃除していただくのがおすすめです。
毎回完璧に掃除する必要はありません。
フィルターにたまったホコリを定期的に取っておくだけでも、エアコンをきれいに使いやすくなります。
お掃除機能付きでもフィルターは確認してください
できれば2か月に1回くらいはフィルターの状態を確認して、必要であればお手入れしてください。
お掃除ユニットに任せっぱなしですと、お手入れが大変になってしまうケースが多くございます。
その際ダストボックスがついている機種は、そちらも確認をお勧めいたします。
キッチン近くのエアコンは油汚れにも注意
キッチンの近くに設置されているエアコンでは、フィルターにホコリだけでなく油分が付いていることがあります。
油分が付いていると、水洗いだけでは思ったほどきれいにならないことがあります。
そのような場合は、一般的なお風呂用の中性洗剤などを使い、ハケなどで優しく洗ってみてください。
洗った後は洗剤が残らないようによくすすぎ、しっかり乾かしてから元に戻してください。
年数より「気になったとき」で大丈夫です
エアコンクリーニングは、何年に1回と厳密に決める必要はありません。
私の目安としては、
- メインのリビングなら2~3年に1回くらい
- ペットがいて夏は24時間冷房なら1~2年に1回くらい
- 使用時間の短い寝室なら5年目以降、気になったとき
くらいです。
ただ、一番大切なのは年数ではありません。
ご自身でお手入れされて、なんか残念だなと感じられたタイミングでご検討いただけたらと思います。
